■マイナンバーの学習会を開きました。
12月18日、マイナンバーの学習会を白石孝さんに来ていただき、開催しました。
マイナンバーは、残念ながら、どうもがいても12ケタの番号が符番されているのですが、個人カードの申請は任意です。八王子市において、通知カードの返却は、27000枚余り。約10%です。もちろん、その中の1枚が私のものです。そのスタートから、様々な漏えいが報じられているにもかかわらず、おおきく問題点が報じられていません。これからも、この問題を取り上げていきます。資料の入用の方は、ご連絡ください。
■2015年11月9日、10日 行政視察報告(奈良市、生駒市)
■奈良市(市民活動の推進に関して)
・奈良市市民参画および協働によるまちづくり条例制定に向けての取り組み
職員の認識を変えるための研修を行う。
積極的な情報発信 50の小学校区にある自治連合会を月1回開く。職員が地域に出向く。
計画づくり…どういう資源があって、そういう活動をしてきているのか、地域包括との連携を視野に入れる。人と人をつなげる作業。
・条例策定
・推進計画策定
庁内組織として、協働のまちづくり推進庁内検討委員会
付属機関として、市民参画および協働によるまちづくり審議会
・第4次総合基本構想に「協働」の視点が明記される
事業実施計画シートの記載例
事業評価シートの記載例
いづれも協働の効果や10項目にわたる協働の評価、そして、協働相手からの意見や要望を記入する
▼八王子市での課題:
市民活動推進部が2003年にできて協働推進を担っている。協働のマニュアル等も作成され、市民活動推進センターも機能しているのだが、事業の評価の中に協働の視点がないことから、実際の協働がどのように推進しているのか、なかなか評価できない。
市民との協働ということが行政の課題になって、10年以上たつが、市民活動の中に疲弊感があるように感じる。それは、職員の協働の意識が十分育っていないことに原因があるのではないか。言葉ではわかっているが、具体的にどうやって一緒に事業を進めるのか、ということのルール作りが浸透していないとも思われる。大きな課題である。
■生駒市(国保財政の立て直し)
生駒市は、国民健康保険特別会計に法定繰入金の3%のみで、一般財源からの繰り入れを行っていない。2014年には、国保給付費がマイナスになる。
ジェネリックの取り組み、特定健診の未受診者対策、データヘルス事業の展開などによって、国保財政を立て直した。
▼八王子市での課題:
2014年に2年ごとに国保の保険税を見直すとの答申が出された。国保加入者に過重な負担がいかないように、国保の給付の健全化を図っていかなければならない。どうやったら、給付費の削減になるかのヒントがあった。保健師の活用などで、重複診療の点検が行われたことは、新しい取り組みといえよう。ジェネリックの普及やかかりつけ医などの取り組みは八王子でも実施している。
■厚生委員会 視察 2015年10月20日~22日
●児童相談所設置(金沢市)
●高齢者認知症対策(東大阪市)
●コミュニティソーシャルワーカーの活動(豊中市)
児童相談所の設置は、中核市になったことで、できる事業です。
八王子の場合、日野、町田、八王子を管轄している都の児童相談所が八王子にありますが、
いつも、手一杯状況です。中核市移行の議論の中でも、私(私たちの会)だけでなく、他の議員からも設置の要望が上がっています。
私は、中核市で児童相談所を開設している横須賀市については、昨年、会派の皆さんと視察に行ってきました。今回の金沢市の視察は、厚生委員会としてです。
東京駅に集合、初めての北陸新幹線「かがやき」に乗車です。出発前に記念写真を撮りました。
早かったです。金沢の児童相談所に行き、お話を聞くとともに、一時保護所もご案内いただきました。
八王子では、なかなか人材の課題があるとして、
具体的にはまだ、取り組めていないのですが、
金沢市は、中途採用も含めて、一挙に募集して、人材を集めたとのこと。一時保護所はすぐには、設置できず、1年遅れとのことでした。
このお話を聞いて、「やればできる」。問題は、中心になって、責任をしっかりと取る体制が組めるかどうか、ということにつきるようです。
お話くださった所長さんは、この採用で、高齢者施設からの転身者とのことでした。
一時保護所の入り口は、ドアが蹴破られないようにと、下部が金属製になっていました。
また、入所者は小さな兄弟がいました。
今もなお、全国どこかで、毎日のように、虐待で幼い命が奪われています。以前、イギリスのケン・ローチ監督の映画を見た時、親から子どもを引き離す場面がありました。非常なまでの児童相談所という描き方でしたが、子どもの命を考えれば、やむを得ない措置といえます。もちろん、家族で暮らせればいいのでしょうが、かならずしも、そうでない家族もあるということで、適切な判断が求められます。
やっぱり、覚悟を持って、児童相談所の設置を進めていきたいものです。
そして、児童養護施設の整備やアフター養護施設のフォローなども合わせて、つくっていかなければならないことを痛感しました。社会的排除から包摂へ。でも、まだまだ社会全体がそうなっていないのが、気になります。
だって、子どもサポートの民間寄付を集めるといっているのですから。
もちろん、寄付も大切でしょうが、国としての支援の仕組みをしっかりと作らなければならないことは明らかです。
●東大阪市 認知症高齢者サポート
よくどこかにいってしまい、戻って来れない高齢者の方のお話を聞きます。身近では、近くの生協に買い物に行った折、この人を見かけませんでしたか。 というチラシを持って、行方不明になったお年寄りを探しているご家族にお会いしました。
自分の居場所が分からなくなる、住所を言えない、など、探し人を見つけるためのグッズを開発したとのことです。帽子や靴にアイロンプリントできるという優れもの。
●豊中市 コミュニティソーシャルワーカーの活動
テレビドラマになった、CSWについてです。
もう、そのミッションに大感激。こういう仕事のやり方があるのか、という目からうろこのお話でした。問題があれば、どこにでも飛んでいく。それが仕事、と言い切る姿がカッコいいです。豊中市は、地域にいろいろ相談できる場所が点在していて、そこから、問題が上がってきます。ごみ屋敷も、一緒に片づけるとのこと。そんな同じ目線での活動が、人々の信頼を作り上げていくのでしょう。この人になら、相談しても大丈夫という安心です。
そう、いくら相談できる場所をつくって、、あっちに回されたり、こっちに回されたり、ということになれば、誰も二度と、来なくなります。しっかり話を聞く。できるようでいて寄り添い相談は、難しいことといえます。
八王子での地域つくりは、まだ始まったばかり。社会福祉協議会が地域コミュニティの場所を石川事務所に1か所作ったところです。これから、どう発展させていくのか。何をするところなのか。地域資源をもう少し、しっかりとチェックしなければなりません。
(お忙しい中、ご対応いただき、ありがとうございます。勝部さんと。)
■視覚障がい者の方々との懇談会に参加しました。
今回で2回目となる懇談会です。議員の出席は、陣内やすこ、佐藤あずさ、市
川かつひろ、小林ひろえ、村松 徹、伊藤忠之各議員でした。
前回の時には、視覚障がい者の方も、点字受験ができるようにしてほしい、と
いう要望がありました。
受ける前から、排除されている、この現実がありました。
そこで、決算特別委員会や予算の折に取り上げる中で、今年8月の募集の時に、
点字受験ができることになりました。
非常勤扱い、また、本来の採用試験の点字バージョンではないことから、まだま
だ課題はたくさんあります。
でも、実際に視覚障がいの方が働いている現場に、八王子の職員が出向いて、ど
んな仕事があるのか、など、勉強したとのこと。
一歩前進です。
こうやって、少しずつですが、改善を積み重ねていきたいものです。
また、盲導犬の戸吹ゆったり館同行についても、指定管理者はその対応のまずさ
を認め、改善も図られました。
今回も、点字デイスプレーの補助扱いなどの切実な要望がありました。
■八王子防災訓練に参加しました。10月11日
小雨降る中、上柚木中学校で開催です。
多くの会社や企業との防災協定が整ってきて、食料や水などの供給を受ける体
制が整ってきています。
災害はいつ来るかわからない、まさに備えあれば憂いなしです。
それにしても、災害が多すぎる。というか、この国は、福島原発事故後の対応
さえ、十分できていないのに、防災という言葉だけが、肥大化している ことも
気になっている。
原発事故から4年半。帰還が進められている。
とんでもないことだ。
起こってしまうと、あとは、自己責任というのでは、無責任というものだ。
■八王子中央図書館みなみ野分室がオープン
9月27日、2番目となるみなみ野分室がオープンとなりました。記念式典に参加しました。1万冊の蔵書が整えられ、子どもたちが自由に本を手にとって読めるコーナーもあって、ちょっと楽しみ。多くの人に利用されることと思います。
ただ、運営管理方式ですが、住民協委託です。職員の方々は、みなさん、熱心な方とお見受けしたのですが、やはり、図書館の分室なのですから、しっかりとした図書行政の一環としての体制を整えてほしい。はじめは熱意を持って、運営されること間違いなしですが、住民協の組織そのものも高齢化に逆らえないのではないでしょうか。
絵本を見るのは、楽しい。そうだ、クリスマスに子どもたちに絵本を送ろう。
■自治体議員の性差別体験アンケート報告集」出来上がりました。
議会でセクハラ! このとんでもないことが、昨年都議会で表面化し、大きな問題となっています。
都議会だけではないと、早速にアンケートを実施して、報告集にまとめました。企業などでは、セクハラ対策がすすんできているのに、議会はまさに旧態依然の状態が続いています。傍聴などによって、議会をしっかりとチェックすることが抑止力になります。どんな実態か、ぜひ、お読みください。500円
■戦後70年目の広島
急遽、広島ツアーも計画されました。
今から4,5年前、はじめて広島を訪問して、原爆ドームを見学したときも、衝撃的でしたが、今回は被爆2世の方が丁寧なガイドをしてくださり、とても、貴重なお話をたくさんお聞きすることができました。
爆心地は、わずか、600メートルの上空、4000度近い火の玉が破裂したのですから、その熱線と爆風は想像もつかないほどの強烈さであったとのこと。それが、原爆ドームのがれきや、コンクリートの地下室にいた人はなんとか、難を逃れたが、戸外にいた人はほとんど全滅状態。また、家の中にいても、食事の姿のまま、一瞬のうちに命を奪われたという。
特に、家事の類焼を防止するため、家をあえて壊して、その片付けに駆り出されていた若者たちも犠牲になっています。名もない遺骨が何千体もひきとりてがないまま、静かに埋葬されています。朝鮮の方の被爆の事実も知りました。
原爆資料館は、原爆投下という悲惨の事実を映し出しています。
「怖いから」といって、その展示を多くの人たちの関心の外に追いやることは、風化をもたらすだけです。
多くの中学生が修学旅行などで、広島へ訪問し、戦争がもたらすものにしっかりと触れてほしいと思いました。
広島の街には、バリアフリーのトラムが走っています。
■上関視察オプショナルツアー 2015年7月26日
セミナーが無事終了。大会宣言もしっかりと読み上げられました。
大変中身の濃いセミナーでしたが、まだまだ、続きがあります。
予定では、チャーター船で、祝島にわたり、島の皆さんと交流をしたり、棚田などを見学させていただく予定でしたが、台風12号の接近で、船が欠航となりました。
しかし、バスで、上関に移動し、現地の方々から、いかにこの地の自然が豊かであるのかをお聞きするとともに、反対運動の現状などもお伺いすることができました。
まさに、中国電力の原発計画で、地域コミュニティーは二分され、お金による買収、嫌がらせ、無視などといういろいろな目にあいながらも、反対の意思を貫いてきている上関の皆さんに、頭の下がる思いです。
そして、スナメリ(白クジラ)やカンムリウミスズメなどの希少種がみつかり、運動は自然保護の保全へと展開していきます。
展望台から見る瀬戸内海は、それはそれは穏やかで、島々が入り乱れ、美しい景色です。あの島の反対側に原発が立つなんて、想像できない。海水より温度の高い排水が常時排出されることだけを考えても、この自然豊かの地が、その姿をとどめられるとは考えられません。
しかも、上関からは、原発立地場所は見えず、祝島の真ん前になるのです。
私たちは、見えないことに対しての想像力をもっと働かさなければなりません。
原発交付金で、立派な公民館や道の駅が整備されています。それぞれ、2億、8億という金額です。それでも、上関に原発をつくらせないぞ。
■サマーセミナ IN 岩国 報告 2015年7月25~26日
7月25日から26日、セミナーに参加のため、岩国に行ってきました。
■愛宕山米軍住宅視察
愛宕山米軍住宅問題を視察。田村順玄岩国市議が案内してくれた。田村議員は愛宕山問題にこだわり続け、基地問題を追求しているためか、基地でのお祭りなどにはことごとく入場拒否されるという。愛宕山はそもそもニュータウン事業として「21世紀のまちをつくる」と計画されたものの、山を切り崩して、岩国基地を拡張したところで、事業半ば、予算がないと、中止となり、国に売却されて、米軍住宅基地として再計画されている。
なんだか、岩国基地の埋め立て工事のための山の切り崩しで、それを露骨に言うと、反対が起こるので、ニュータウン事業と住民をだましたのではないか、と疑ってしまう。
基地を見渡せる場所で、いかに基地の中に町があるのか、海岸沿いは、全て米軍基地だ。格納庫がいくつもできて、基地上空を何台もの飛行機が飛来する。毎日毎日、その写真を撮っている写真家の戸村さんも合流して、説明を聞く。撮影された戦闘機には、『ターゲットポイント』という監視カメラがついていて、くまなく市街地を撮影する。それは、路地路地を把握するためだ。
2年間で、米軍機45機種、自衛隊機34機が目撃されている。
救援機が水没して、その救助に4億円もかかったとのこと。なんだか本末転倒ですね。
また、この愛宕山には、野球場やら、病院、高齢者施設なども建設中である。
「アメ」政策だ。しかし、山は切り崩され、神社も移設され、鎮守の森もなくなった。
全て、米軍基地への便宜のためで、いまも基地内外では、厚木基地の移設もあって、工事がひっきりなしだ。在日米軍再編の真っただ中だ。
岩国錦帯橋空港。この空港は、基地の中にある。なんと基地に間借りしているのだ。すべて周りは鉄条網で遮られていて、ここでは、まず第1優先順位が基地で、住民の暮らしは、二の次となっている。それをごまかしているのが、「アメ」なのだが、「アメ」ではなく、多くの岩国の人が、危険と隣り合わせのアメではなく、本当の安心と自治がほしい、とおもっているだろうに・・・
■基調講演 「めまぐるしい変化の中で大事にしたいもの」
参議院議員福島みずほさんの基調講演だ。男女平等一つとっても
、活躍法と労働者派遣法の矛盾、そして、戦争法案、原発再稼働など、
問題山積。
■トークセッション
平岡秀夫さん 福島みずほさん 会津素子さん
平岡さん
ひとりひとりがかんがえなければならない分岐点に来てい
る。男社会の中で生きづらい女の人のために、アフェア感を持ちつつ、
女性議員を増やす必要がある。
大きなネットワークをつくっていこう。
■分科会A「集団的自衛権と米軍岩国基地」
歴史の中で、岩国基地をとらえる必要性と現在進行形の世界情勢との関連で岩国を見る。
岩国は基地があることで、戦争に関わってきた。
そして今、オスプレイの本土中継基地化、空中給油機の移駐、厚木基地の空母艦載機の移駐予定。岩国が極東最大の米軍基地になろうとしている。
そんな中で、集団的自衛権と岩国基地が結びつくことの危険性について。
進むべき道は、平和国家としての非軍事による日本の役割の明確化。
■分科会B「女性議員がふえるということ」
性差別体験アンケートの報告集ができたことで、具体的な性差別体験の具体をお話いただく。セクハラがもたらす被害は、孤立化させ、相手を無力化させること。
防止とは、その反対をすること。つながりあって、力をつけること。そのためにも、何がセクハラか、を広げていくことが必要で、報告書の意義は大きい。
■分科会C 「介護保険改定による影響と課題」
介護保険改定によって、要支援1,2が、介護サービスから切り離されて、地域支援事業となることの影響について。引きこもりの増大、身体機能の低下、認知症状の悪化など。今後もさらなる地域支援事業への移行が求められている。
介護保険制度の理念から大きく後退。一方で、脆弱化する日本の家族介護基盤(単身子同居高齢者の増加など)を受けて、さらなる要介護者の苦境が予想される。
■特別講演 「自然エネルギーで地域を豊かにする」 飯田哲也さん
過大予測の原子力と過小評価の自然エネルギー。だが、現実は、加速する自然エネルギーが拡大している。ドイツやデンマークの実例。問題は誰が自然エネルギーを持つか、ということ。地域所有が大事である。当時者意識を持つことで変わっていく。太陽光の開発でいうならば、日本の1%ないしは0.5%の土地があれば、大丈夫。ただ、土地規制は必要である。
熱利用も日本は遅れている。女性が主役になりつつある。同時に、各地で、小さなチャレンジが始まっている。
最後のガンジーの言葉:最初は無視される、次に嘲笑される。やがて、闘ってくる 最後はあなたが勝つ。
■交流会
全国からの多くの仲間たちと状況を報告し合って、岩国の名物、『岩国寿司』をいただく。
実のある、充実したセミナーでした。八王子の議会会派の仲間も一緒に参加しました。
■全国フェミニスト議員連盟 総会 無事終了! 2015年6月28日
世話人、ならびにゼロ議会撲滅キャンペーン活動も担っています。
昨年は、「性差別体験アンケート」を実施したことから、中間報告、最終報告、リーフレットつくり、そして、いま、報告書つくりに取り掛かっています。
リーフはご覧になりましたか?
まだまだ、たくさんあります。ぜひ、多くのところでお使いいただければ嬉しいです。
また、いま、まとめている報告書は7月25日にお目見えします。頒価500円。
生々しい、具体的な記述満載。何がセクハラか、多くの人と共有していきたい。
そして、その防止にむけても、着実に実績を積み上げていくことを今後の活動にしていきます。女性議員をふやしていくこともその一つですが、それだけでなく、女性が働きやすい議会にしていくことも大事です。
2015年5月、私たちの働きかけもあって、出産による欠席が「事故」扱いから、出産のためと明記されるよう、各議会の会議規則を改正するように、全国議長会から、通知が出ました。これも一歩。寄稿してくださった渋谷知美さん(東京経済大学准教授)からは、セクハラに加担しない第3者の要請のための研修を、という提案がありました。
(画像をクリックすると大きく表示されます)
■三多摩リレートーク 2015年6月21日
三多摩議員ネットで、三多摩沿線戦争法案反対リレートークとチラシまきをお子ましました。武蔵小金井駅から、参加です。小雨交じりの天候でしたが、多くの人がチラシを受け取ってくれました。
「がんばってね」「そうだよね」との言葉に励まされました。
こんな共同行動が各地域で広がっています。八王子市議会としても、戦争法案に反対する超党派議員による、八王子駅街頭宣伝を行う予定です。シール投票もやります。
もっと、もっと、反対の声を大きくしましょう。できることをやっていきましょう。
子どもたちを戦場におくらないように、戦争に巻き込まれないようにするために。
■大横保健福祉センターがリニューアルオープン
6月1日、開所でした。保健センターと結婚式場を統合して、母子保健の拠点、地域包括支援センター(これは1年遅れのオープンです)、シルバー人材センターなどの高齢者サポート施設などの複合センターです。
明るくできています。2階フロアが母子保健のフロアになっていますが、やっぱり狭そう。
実際に乳児健診や3歳児検診が行われる時に来てみよう。
産前産後サポートの事業も始まります。
少しは、子育て世代にとって、暮らしやすくなるかな。
■4409票、20番目で当選できました
4月26日行われました八王子市議会議員選挙において、陣内やすこは、
4409票をいただき、定数40人中20番目で当選できました。
無所属として、3期12年地道にこつこつ、やってきたその活動をご評価いただき、多くのご支援をいただけたこと、本当に感謝いたします。
ありがとうございます。
この議席は、多くのご支持くださった方々のものです。しっかりと、その声を市政に届け、形にしていきます。これからも陣内やすこへのご支援と、そして、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。(*文書図画による当選御礼は公職選挙法で禁止されていますが、ホームページやネットでの当選御礼はOKとなっています)
有権者 447,344人(前回より増えました)
投票率 男性 44.22% 女性 45.88% 平均45.08%(前回より増えました)
女性議員 12名立候補 10名当選(25%)
最長老 6期目議員
最年少 30歳(女性2人)
最年長 65歳 (若い議会となりました)
新人議員 9名
議会構成 自民党14名 公明党10名 民主党+市民クラブ5名
共産党5名
ネット2名 社民党1名 維新の党 1名 無所属2名(うち陣内含む)
■山本太郎氏(参議院議員)、陣内やすこの応援に八王子に来る! 4月18日18:00~
日時:4月18日(土)18時より
場所:JR八王子駅北口マルベリーブリッジ
JR八王子駅北口マルベリーブリッジ上にて、山本太郎さんを迎えて、陣内やすこの街頭演説会をおこないます。
ぜひ、お集まりください。
とってもわかりやすい内容で、なぜ、統一地方選挙が大切なのか、ということを訴えます。
4月5日の街頭演説会の写真です。
4月18日午後6時から
陣内やすこ&山本太郎さんの街頭演説動画
その1、
その2
■山本太郎さんが応援にかけつけてくれます 4月5日14:00~
4月5日(日) 14時から
JR八王子駅北口マルベリーブリッジ上
■緑の党グリーンズジャパン並びにサポーターによる陣内やすこ応援街宣。
4月4日(土)15時30分から
JR八王子駅北口マルベリーブリッジ上 。
緑の党のページ
■2014年12月の議員報酬のアップ分に反対し、寄付しました。
一人当たり、期末手当0.35か 月分アップで 21万2400円。総額は790万 円あまりの支出となっています。寄付先は、福島告訴団です。
■陣内やすこ事務所呼びかけ南三陸被災地ツアー無事行ってきました。
お天気に恵まれ、思いで深い旅だったようです。
南三陸の防災センターの遺構の前で、みんなで、お花をささげました。
見るのも遺族の方々にとっては、悲しいことですが、忘れられるのはもっと悲しい。
そんな遺構です。私が以前行ったときは、さんさん市場で、語り部さんから、当時のお話を伺いました。
語ることはつらいのですが、まだ、『話せるから救われる』というお声もお聞きしました。
今回も、市場などで、現地の方とお話しする機会もあって、4年前がよみがえってくるようですね。
■緑の党グリーンズジャパンの仲間たちを紹介します
陣内やすこは脱原発・持続可能な社会を目指して、サポーターです。
緑の党のページです
■戸吹不燃センター視察 2015年2月17日
都市環境委員会終了後、委員会視察として、戸吹不燃物処理センターの改修工事が終わったこともあって、視察に行ってきました。日の出への埋め立て処分量ゼロをめざしてのリニューアルです。
今まで、不燃物として扱っていた、ガラス、陶器、小型家電を手選別して、リサイクルするラインを設けたのです。
うーーーん、すごい!
黄色い不燃物の袋が集まったところで、まず、荒選別。手作業です。危険物や不適物の除去です。そして、機械に投入して袋を破り、風を送り送りながら、可燃物などのビニール類の軽いものを飛ばし、鉄、アルミ、ガラス、陶器、小型家電といったものが残るので、それらを手選別によって、選び出します。
立ち通しの危険な仕事です。25分やって、5分休憩。そして、一日に5時間の仕事です。
障がい者団体に委託されていて、7人の作業をする人のうち、障がいのある人が3人、仕事をしています。
いくらの時給になるのわかりませんが、2倍の給料は払ってあげたいです。
そして、やっぱり、ガラスと陶器、粉々にして、選別するのではなく、できるだけ、現物のままでの回収を徹底させてほしい。そうすれば、この手選抜の作業も、もう少し楽になるのではないかしら、と思いました。
ごみとどう付き合うのか、
どうやって、ごみ量を減らせるのか、
生ごみのたい肥化施設のバイオマスエコセンターも悪臭問題で、大きなお荷物になっています。大型処理ではなく、手元での分別、減量、これに尽きるのではないでしょうか。
いい勉強になりました。
■のぼり
こんな2連のぼりと一緒に、朝や昼、そして夕方、いろいろなところ
で、議会報告をしています。
通信もできました。
どこかで見かけたら、お声をかけてください。元気になって、寒さを忘れます。
■1月17日 「女の平和―国会ヒューマンチェーン」大成功。
7000人の赤いパワーで、国会包囲、
東京新聞の記事がとっても良かったよ。
私の赤いコート姿写真を撮らなかったのが、残念。
東京新聞の記事
赤い色を身に着けて手をつなぎ、国会議事堂(後方)を囲む女性たち=17日午後2時26分、東京・永田町で(川上智世撮影、魚眼レンズ使用)
■1月12日 成人式
暖かな晴天。新成人は7700人余り。会場のオリンパスホールには、た
くさんの人だかり。
みんな、初めての選挙が4月にあるよ。
選挙に行こうね。あなたたちの未来です。これまでの大人の責任もあるけ
ど、
あきらめないで、これからの未来をこの手に。
政治にうんざり。なんて声も聞こえてきます。でも、それは、この国をあら
ぬ
方向に進めようとしている人たちの思うツボ。
本当にうそつきばっかりの政治家が多いけど、だれが、何をいっていたか、
しっかりとチェックしていこう、
そして、「違うよ」といっていかなければ、私たちの声はとどかない。
■1月11日 恒例の中山地区青少対主催の餅つき
昔遊びコーナーは大人気。
竹とんぼは売り切れ、懐かしいあやとりを楽しみました。
みんな上手だったよ。
■とんでもない議会。まだまだたくさん。2015年1月3日 毎日新聞に掲載されました。
ガラスの天井:女性と政治/2 産後、議会欠席に匿名非難
毎日新聞 2015年01月03日 東京朝刊
●自宅にヌード写真
2007年の統一地方選直後だった。再選を果たした福島県の蛇石(へびいし)郁子郡山市議(62)の自宅に、女性が使うレターセットのような白い封筒が届いた。差出人には、同時に当選した別の女性市議の名前が記してあった。
封筒を開け、言葉を失った。
出てきたのは、男性の下半身が大写しになったヌード写真。それも複数枚。蛇石市議は「気味が悪いのとともに、怒りがこみ上げた」と顔をこわばらせた。
差出人として書かれていた女性議員の元には、同様の封書が蛇石さんからとして届いていたという。警察に通報したが、誰が送ったのかは、今も分からないままだ。
蛇石さんは、市議会で初の女性議員ではない。しかし、女性議員の割合は当時も今も1割前後で少数派だ。「11年の統一選の後も別のひわいな郵便物が届いた。女性議員が増えるのが気に入らないのだろうが、こんな顔の見えない性暴力は許せない」と憤る。
人口の半数を占めていても、政治の世界では異分子と見られがちな女性議員。議会内外から有言無言の攻撃や偏見にさらされ、活動の妨げになることも珍しくはない。
●触られ、侮蔑され
昨年6月、東京都議会で塩村文夏(あやか)議員が質問に立った際に、男性議員から「早く結婚した方がいい」とやじられたことが、大きな社会問題になった。見過ごされているだけで各地の議会では「セクハラやじ」にとどまらない嫌がらせや女性差別が横行している。
都議会の問題を受け、女性議員らで作る「全国フェミニスト議員連盟」は昨年7〜8月にかけ、全国の地方議会の現職・元職の女性議員を対象に「性差別体験アンケート」を実施した。143あった回答のうち、半数以上の人が言葉や行為による性差別被害を受けたことがあると答えた。
回答では、被害にあった場所として多いのは、本会議場などでの会議のほか視察先や酒を飲む懇親会が挙がった。
性に基づく問題言動では、男性議員による身体接触が最も多く、廊下でおしりをなでられ「いいケツだな」と言われた▽ふざけながら太ももを触られた▽しつこく手を握られた−−などがあった。また「女に何ができるんだ」「家事はどうなっている」など侮蔑的な態度や性的役割を押し付ける発言も目立った。
言動以外にも、議長などの役職が男性優位であったり、控室での、女性へのお茶くみの押し付けなど、差別的な仕組みや慣習があることがアンケートで指摘されていた。
全国フェミ議連事務局を務める神奈川県の小磯妙子茅ケ崎市議(63)は「政策や法律を話し合う議会が、まずは率先して男女平等の意識を持つべきだ」と議会改革を訴える。
●慣例の厚い壁崩す
女性ゆえに受ける嫌がらせやバッシングはこうした言動に限らない。
千葉県の岡野純子浦安市議(36)は昨年4月末に出産。翌々月の6月議会は議会事務局まで議案書を取りに行き、自宅で育児をしながら議会中継を追った。
しかし、そのことで「議会を休んで報酬をもらうのか」などと、欠席を非難する匿名のファクスやメールが自宅に届くようになった。浦安市議会には、病欠を含め、議会を欠席しても報酬を減額する規則がなかった。
子供をあやしながら、悔しさに涙が出た。「産休、育休制度などを整えて、堂々と休むことができるようにしてほしい」。岡野さんは制度が導入できるよう、議会に働きかけるつもりでいる。
さらに、男性中心で作りあげてきた議会の慣習や旧態依然とした仕組みが女性議員の活動を阻む。
2度の落選後、07年に初当選した山梨県の清水絹代都留市議(67)。当初、女性は清水さん1人。初めて議会に足を踏み入れ、想像以上に社会の常識が通じない世界に驚いた。
「議会の役割は行政のチェック機能を果たすこと」と、一般質問で市長や施策のあり方に疑問を投げかけると、他の議員から「長い。質問は簡素に」など、執拗(しつよう)にやじが飛んだ。市民からも「あのやじはひどい」と声が寄せられた。
議会活動の報告書を新聞折り込みで配布し、疑問に思った市議会の慣例を問題提起すると、その内容を巡り、全員協議会で追及された。
それでも議員活動を7年間続けるうち、清水さんの提案で、視察後の報告書を作成するように変わったり、繰り返し細かい質問をしている議会の様子が、ケーブルテレビで放送されると「私が思っていたことを言ってくれた」と市民に声をかけられるようになった。清水さん自身、議員の互選で14年に副議長になった。議会が変わってきた、という手応えがある。
●「文化」変える必要
お茶の水女子大学の申〓榮(シンキヨン)准教授(比較政治学)は「男性の集団に女性が1、2人というのは、その女性の意見は気にすることなく無視できてしまう数。女性が3、4人と増えてくると、全体から見るとまだ少なくても男性は『女性が多すぎる』と感じ始める。しかも少ない女性は目立つので、すぐにいろんなレッテルを貼られたりセクハラを受けたりする」と指摘する。
「女性が真に議会で活躍するには、例えば30%以上になるよう増やしていくとともに、『男性文化』の変質が必要。そうでないと女は孤立化するか男性化するしかない」と説明する。