■アフターケア相談所 ゆずりは に行ってきました。 2014年12月
ゆずりは の見学は、これまでも何回か組まれたのですが、いつも、他の用事とかさなり、やっとうかがうことができました。
小金井市の片山議員の事務所「かえるハウス」のとなりにあります。
アフターケア相談所とは、児童養護施設や自立援助ホームなどを退所した人たちをサポートするところです。
児童養護施設 清瀬市にある「子供の家」の運営となっています。
生活支援・住居支援・就労支援と、ニーズにこたえて、開設4年目ながら、いろいろなことに取り組んでいます。
特徴的なのが、アウトリーチの相談体制です。
まずは、電話等でのアクセスがあって、その相談者の住まいの近くまで、スタッフが出向きます。交通費の支出などから、相談に来たくても来れない人も多いとのことから、このようなアウトリーチが実践されています。
まさに、お役所とは真逆な取り組みです。相談者にとっては、自分のところに来てくれた、といったことから、大切にされている、といった印象を受けるのではないでしょうか。
ご飯を食べながらの学習支援など、やり直しのきくサポートが注目です。
そうなんだよね、こういった場所がないと、18歳以上で、社会にポンと放り出される。
何が待ち受けているかわかりません。
特に、女性の場合、望まぬ妊娠や出産などから、どんどん自分の自尊感情が下がり、生活困窮となってしまいます。
とっても勉強になりました。
八王子も来年から中核市。児童相談所を独自に設置し、そして、こういったサポート支援を展開していかなければならないといえます。
それこそが多摩のリーディングシティー、ワンランク上のまちづくり、といえます。
■食事会を開きます。(12月17日)
事務所を自宅に移して、半年ばかりが立ちます。部屋の改装もおわり、お披露目の食事会を開きます。
お弁当を取って、議会報告などを含め、いろいろなお話をする場にしたいです。
参加希望者は、陣内(090-4125-9259)まで、ご連絡ください。
お弁当代は実費かかります。
■サービス付き高齢者住宅の調査をしています
介護の社会化を進める市民委員会 IN 八王子(代表 嶺 学)では、八王子館内のサ高住の住環境調査を始めました。
市内には、12カ所のサ高住があり、また、それと類似の住宅型有料老人ホームなども含めて、24か所余りを調査するのです。
あまりにも、その実態が知られていないことからの取り組みです。
以前、「有料老人ホームの調査」を実施したノウハウを生かして、しっかりとした情報提供ができればと思います。来春刊行予定。
■八王子障がい者団体との懇談会に参加しました
例年実施している、八障連との懇談会です。参加議員はいつもながらの顔ぶれです。
自民党からは、厚生委員会の副委員長が出席。民主党からは、前回も出席のやはり厚生委員の若手です。自民党の議員はじめ、もっともっと、多くの人に参加していた抱きたいものです。私は、こういった市民団体との会合の機会は、またとない現場の声を聴く機会とありがたく感じ、できるだけ、出席することを心がけています。
個人的なつながりはさておき、団体としての課題を、議員の共通認識として持ってもらうということが重要です。
視覚障がい者の採用問題、障がい者の就労課題 などについて、いろいろな話がありました。
特に、重度心身障がいのかたにとって、いま、そこにいてくれることが、大きな意義であって、働くというところから、一番遠いところにある、というお話は、現場にいる人でなければ離せない言葉でした。
学生の時、「かざぐるま」というサークルで、重度心身障がい児のケアに関わっていたことを思い出しました。
■農業祭がありました(11月8日)
今年もお手伝いに行ってきました。八王子農業祭。
八王子は、都内第1位の野菜栽培を行っています。
若手の新規就農者も増えて、農業に未来が見えてきました。
食べものにこだわること、命にこだわることです。
さらなる八王子の農業の可能性を追求します。
■北野台自治会 自主防災訓練(10月26日)
木々のあいだから、青空が見える快晴。多くの人にお集まりいただきました。
今年は、放水訓練はスタンドパイプの実技で行いました。
あの重たいホースを持つのは、高齢者にとって、かなりきついものがありましたので、これで少し楽になれます。
30年以内に、70%の確率で大規模地震が発生するとのこと。なかなか実感が持てませんが、備えあれば憂いなし、3日間ぐらいは、外に出なくても生きられるような備蓄が必要ですね。
雪害の時も、桧原村が孤立状態になったとき、昔からこの地に住んでいる人は備蓄があったので、それほど困らなかったとのことでしたが、車で移動することに慣れている新しい住民の方々の孤立化が大変だったとか。防災は大切だけで、どこまでやるのか、きりがないので、見極めが大切ですね。
■講演会「日本は戦争をするのか!?」(10月25日)報告
「日本は戦争をするのか?!」って、そう、戦争のできる国の準備を着々と進めています。誰のための戦争? アメリカのための戦争です。
私たちが戦争放棄をうたう9条をもって、70年。もう、その戦争の悲惨さを忘れようとしているのです。このチラシ、見てください。ここにメッセージがあります。
半田さんのお話は、とってもわかりやすく、よかったです。
東京新聞の読者の一人として、さらに、頑張ってほしいし、もっともっと多くの人に、東京新聞を読んでほしいものです。
(画像をクリックすると大きく表示されます)
■映画上映会「少女は自転車にのって」大盛況!(10月23日)
サウジアラビアは、映画館がなく、女性は車の運転も禁止です。
ワジダのママは、運転手に来てもらい、遠くまで、仕事に出かけなければなりません。
ワジダは、一夫多妻、そして家父長制の色濃く残るこの国で、ちょっぴり反抗しながら、けなげに生活しています。「おかしい」と思う気持ちを、素直に表現できるワジダに希望が重なります。
■ふれあい運動会 いいお天気!(10月18日)
いいお天気。第31回にもなるのです。
八王子は障碍者差別禁止条例を作ったのですが、障害のある人が、もっともっと暮らしやすい街にしていかなければなりませんね。
そんな地道な交流がこの「ふれあい運動会」でもあります。
■赤山地下壕に行ってきました(2014年10月16日)
会派の3人、ならびに共産党の山口議員の4人で、はるばる、千葉県館山市にある、
赤山地下壕まで視察に行ってきました。金毘羅山の公有地化で、その地下に眠る浅川地下壕をどうするのか、大きな課題になっています。
その一助にしたいとの思いからの視察です。
立派でした。
人口5万の館山市で、しっかりとした戦争史跡調査と評価を行い、指定史跡にして、一般公開に踏み切っています。館山という横須賀と並んで、東京湾を守る重要な軍事基地であったことも関係しますが、市民運動がしっかりと行政と連携して、成果を上げています。
もちろん、中のつくりは、浅川地下壕とは違い、かなりしっかりとした岩盤であることも公開できる条件です。さらに、まちづくりの一環として、取り組んでいる姿勢に、『やればできる』との思いを持ちました。
もうひとつ、この館山で見過ごせないのが、「従軍慰安婦」の石碑です。
1965年深津文雄牧師は、婦人保護施設「かにた婦人の村」を設立したのですが、その時、一人の寮生が、自らの従軍慰安婦体験を牧師に告白、その告白(「石のさけび」)を受けて、施設内の小高い丘に、「噫 従軍慰安婦」石碑が建てられました。
戦後40年 ひとりの女性の告白より
「深津先生へ・・・軍隊がいるところには慰安所がありました。看護婦と見まがう特殊看護婦になると将校相手の慰安婦になるので、兵卒用の慰安婦は1回の関係で50銭、また1円の切符をもって列をつくっています。私たち慰安婦は死の影とともに横たわっていました。私たちは洗うひまもなく、相手をさせたれ、死ぬ苦しみ。なんど兵隊の首を切ってしまいたいと思ったかしれません。半狂乱でした。
・・・戦争が終わって40年にもなるというのに、戦死した兵隊さんや民間の人のことは各地で弔われるけれど、戦争で引っ張られていった慰安婦に対する声は一つも聞っ越えてきません。中国、東南アジア、南洋群島、アリューシャン列島で、性的欲望のために体を提供をさせらえた娘たちは、死ねばジャングルの穴に捨てられ、親元に知らせるすべもない有様でした。途中で足手まといになった女はほっぽり出され、荒野をさまよい凍てつく山野で食するものもなく、野犬か狼のエサになり骨はさらされ、土になり、粉々に砕けて手足は陣地の表示板になりました。それを私は見たので、この目で、女の地獄を・・・。略」
従軍慰安婦が朝日新聞の謝罪以降、なかったかのような言われ方をしていますが、
一つのことを取り上げて、さも、全部がなかったかのような言動は、悪質です。
戦時下の性暴力の問題は、世界がしっかりと向き合わなければならない問題であることに変わりはなく、日本も同様です。
■都議会セクハラヤジを許さない、集会に参加しました 2014年9月17日
(チラシをクリックすると大きく表示されます)
■ヌエックワークショップは大成功! 女性議員性差別体験アンケート中間発表
8月30日、埼玉県嵐山町の国立女性教育会館(ヌエック)で行われた、男女共同参画推進フォーラムで全国フェミニスト議員連盟主催のワークショップを行いました。
女性議員がセクハラなどを受けずに、安心して議会活動できる環境になっているのかどうか、6月に起こった都議会セクハラヤジ問題で、大きくこのことがクローズアップされました。議会の常識は、社会の非常識がまかり通るような事態に、マスコミ等も多くの関心を寄せていますが、肝心の議会がどう考えているのか、まだまだ、旧態依然としています。
市民の方から、「やっぱり傍聴して、議員をチェックしなければダメ」との声があり、まさにその通りです。選挙にとりあえずとおってしまえば、といった風潮を一層しなければなりません。そして、来年統一地方選が、多くの女性議員が当選することで、これら議会の古い体質を変えていくことが必要です。
女性議員性差別体験アンケート調査(中間発表)・・・
なんと、アンケートをお寄せいただいたうちの、6割の方が、性差別体験をしており、その実態は、予想されたとはいえ、生々しい実情に、怒りがこみ上げてきました。
体にさわる、意識的にセクハラいじめをする、少数者を孤立させ、無力化させようとする無意識の働き(女性と取り込み、セクハラで騒ぐ女性はもてないから といったような2重の差別)、などなどです。男性に対しても、結婚して当たり前、子どもがいて当たり前、といった、一方的な価値観を押し付けて、「なぜ、それが悪いのか、」わからないといった感度の鈍さが明らかになりました。
おもに、1期目の女性議員がターゲットにされることが多く、基本的に男の領域に女が入ってきた、生意気なやつ、 といった見方しかできていないようです。
最終アンケート結果は、10月31日のパワーアップ講座において、発表します。
アンケート結果(中間報告)は、
全国フェミニスト議員連盟のHPにあります。
2014年8月30日
全国都道府県議会議長会 林正夫 様
全国市議会議長会 佐藤祐文 様
全国町村議会議長会 蓬清二 様
全国フェミニスト議員連盟
共同代表 会津素子(千葉県成田市議会議員)
共同代表 皆川りうこ(東京都国分寺市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ヶ崎市議会議員)
茅ヶ崎市鶴が台14-5-202 T/F 0467-52-673
性差別や人権侵害等のない、女性が安心して参画できる議会にすることを求める意見書
私たち全国フェミニスト議員連盟は、女性の政治参画を推進するために活動している市民と議員(超党派)による団体で、会員は約200人です。
過日の東京都議会における性差別ヤジ問題に端を発し、日本の議会における同様の言動があきらかになりました。これらは女性に対する性差別、人権侵害であり、議会の品位をも貶めるものです。
かねてより、当議員連盟内では議会での性差別的状況が話題になっており、今回改めて、「自治体議会における性差別体験アンケート」を実施したところ、134件の回答のうち半数以上が性差別を体験していたという結果となりました。(資料参照)
上記の結果から、私たちは日本の自治体議会においても、性差別や人権侵害のない議会、女性が安心して参画できる議会にする方策が必要であることを痛感いたしました。
列国議会同盟(IPU)は2012年10月26日、「ジェンダーに配慮した議会のための行動計画」を全会一致により採択しました。参加各国には、可能な限りその周知を図り、国レベルでこれを実施することを強く要請されています。しかし、日本では議会への周知や広報もほとんどなく、取組みもなされていない状況です。
そこで、当連盟では、先述のアンケート結果も踏まえ、早急に全ての自治体議会において、上記行動計画に基づく方針に取り組み、議会が襟を正す姿勢を市民に示せるよう、議長会としての対応を求めます。
記
1.議会会議規則に、「人権侵害・差別的言動をしてはならない」旨の項目を追加するよう、議長会としての見解を示すこと。
2.全ての議員や議会スタッフが、あらゆる形態の差別やハラスメント(性的嫌がらせを含む)のない環境で仕事ができるよう行動規範を定め、国際基準である「ジェンダーに配慮した議会」への認識を深めるための研修等を行うこと。
3.議会会議規則の会議欠席理由に「産休」を含め、母体保護のため前後16週の産休を認めるよう、議長会としての見解を示すこと。
以上
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■「議員の学校」研修 2014年8月23日・24日
地元地域での自治を考える研修に参加しました。
公共施設をなくしていく(維持管理費の削減のため)、あるいは、受益者負担を適正にはかっている、など、公共施設の管理運営に関して、人口減少社会との関連で、今後、どうしていくか、が問われています。
また、空き家の発生などの利活用についても、資源としていく方向性が鮮明になりました。
そんな折、自治体の公共施設再編を考える、タイムリーな研修が開かれ、参加しました。
人口減少時代、土地を持っていること、建物を持っていることが、負債となりつつあるとのこと。ということは、100年後の自治体を考えた時、何を作るかではなく、何を残すのか、この検討が重要だということです。
また、施設に関しても、一つの目的に一つの建物といった、箱物充足時代から、ある資源をどう有効に使っていくのか、という知恵の時代に入ってきています。
ますます、自治体の先駆性、そして、知恵が求められているのです。
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■「また明日」訪問記
小金井市にある、複合地域の居場所、「また明日」を訪問しました。
認知症のデイサービス、保育ママ制度による赤ちゃんの保育、そして、小学生・中学生たちが気楽に立ち寄る、地域支援活動と、3つの活動を実践しているところです。
アパートの1階部分をぶち抜き、ざーと見渡せる横長の部屋に、赤ちゃんがお年寄りの隣で、あそんでいる、それを嬉しそうにみている高齢者。どこともなくやってきて、友達をトランプに興じている小学生。時々、赤ちゃんに関心も示しています。
落ち着いた空気、のんびりとした時間、人がたくさんいるのに、騒々しくない。
みな、それぞれの場所をみつけながらも、他の人たちを気にしている。その空気が自然にかもし出されている。
そう、こんな場所を探していたんです。
ここまで来るのには、相当な地域との信頼関係構築があったことでしょう。
来年からは、学童も始まるとか。
やはり、事態を変えるのは、議会ではなく、市民の力なのだ。
もちろん、議会がそれを後押ししなければならないし、行政も、市民の発案に、なんとか知恵を絞ることが求められているのですね。
八王子は、まだまだ、地域に根差した市民活動が増えているとはおもえない。これをどうするか、これからの課題です。
■三鷹視察報告 2014年8月20日
三鷹市で、空き家改装システムを使っての初めてのグループリビングが誕生。
視察に行ってきました。
国と都の補助金を使っての事業で、6月議会で質問した空き家対策の先行事例ともいえます。
民間の家を改装して、6部屋で共同で生活をします。
お風呂、トイレ、食堂は共有スペースで、それぞれの個室を利用しながらも、ともに助け合いながらの暮らしを作っていきます。
COCO湘南台が見本です。
グループリビングという暮らし。
多いに参考になりました。
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■文化学習協同ネットワークの活動視察(8月20日)
三鷹視察の第2弾は、ジブリの森の前にある、「風のすみか」。
ここは中間就労の方々が働いているパンやさんです。
若者支援の一環でもあり、仲間とであい、働ける自分を発見して、社会とのつながりを作り上げていく場所です。
なぜ、おにぎりでなくて、パンやなのか。
それって、いろいろなバリエーションが楽しめて、工夫の余地がある。
そんな面白さが、パンつくりにはあるようです。
ところが、当日は残念ながら、夏休み中。
でも、しっかり活動のお話を聞いてきました。
(パンフレットをクリックすると大きく表示されます)
■もこもこ家庭保育室視察(8月20日)
さて、本日最後の視察は、家庭保育室。
いわゆる保育ママさんによる集団保育といったところ。
5人の乳幼児を2人の保育士さんでみていきます。
URの空き家を使っての事業です。
何ら手を加えず、そのまま保育室とつかっているところに感激。
子どもたちは、まるで家で遊んでいるような感じです。
我が家の2番目の娘も、保育ママさんにお世話になりました。
特に小さいうちは、小規模で、家庭的な雰囲気の中での保育って、とってもいいと思います。
ただ、心配なのは、2歳以降の預け先。すんなり決まるかどうか、気をもむところですが、
三鷹市では、必ずどこかに入れるとのこと。そんな配慮もうれしいです。
■全国フェミニスト議員連盟 サマーセミナーに参加しました。 (7月12日~13日)
会場は佐渡です。前日までの台風で、海が荒れるのではないかと心配したのですが、
おかげさまで無事ジェットフォイルで、佐渡にわたることができました。
開始まで少し時間があったので、佐渡金山を見てきました。
ここは、八王子の大久保長安が直轄領地として、おさめていたところで、
この金山から算出される金銀が、江戸幕府の財政を潤していたとのことです。
しかし、その作業は、過酷なものであることが、見て取れる見学でした。
深い地中に、こつこつとおのやみのを使い、鉱脈を発見して、掘り出していく。その坑道は地中深くへと、掘り進んでいるのです。
12日 13時。いよいよセミナー開始。
台風にもめげずに、多くの参加者が全国から集まりました。
地元で活動してきた地に足の着いたお話はとても興味深く、お聞きしました。
特に、巻町での住民投票による原発阻止の運動は、地道な活動があって初めて実現したのです。
13日 朝からフィールドワークです。
トキを放鳥している田んぼにお邪魔しました。
佐渡の田んぼつくりは、生き物と一緒に育てる方式で、田んぼのわきに「え」が掘られていて、水生動植物が田んぼと共生しています。このエサを食べに、トキが飛んでくるのです。農薬はトキを絶滅させます。だからこその知恵です。
あ、トキが飛んできた。
私たちが田んぼ見学をしているときに、なんと、3羽もトキが自然飛来したのです。
また、この田んぼをつくる佐々木さんの
うれしそうな顔。
「田んぼを作っているときに、いつも何
らかの生物と一緒にいられるって幸せです」
そうなんですね。すべて、自然の営みの中で、
作業ができることが大事なんです。
午後から雨の中、ジオツアーです。
佐渡は2億万年の地層が海岸線でみられます。
まさに、佐渡全島がジオパーク。世界ジオパークの登録を目指しています。
案内人の荒井真理さんの話では、2000年や人類が誕生した600万年まえなど、
まだまだ浅い歴史とのこと。ここ佐渡には、それよりはるか以前の太古の時代からの地層や石がみられるのです。
充実の佐渡を後に、新潟へ。
14日 柏崎原発ツアーです。
厳重な警戒のもとで、PR館で説明を受けました。
その後、ぐるっと刈羽原発周辺を回り、浜からの原発を見ました。
すぐそこに海。津波が来たら、ひとたまりもありません。
また、地下が掘られてて、その安全性にも疑問です。
PR館を後にして、周辺の地層を見て歩きました。
多くの断層があり、現在調査中とのこと。
こんな状態で、再稼働などもってのほかです。
改めて、現地視察して感じたことです。
本当に再稼働しないと、日本の経済はたちゆかないのでしょうか、
石破幹事長は、化石燃料の輸入金額が高騰といっていますが、これはアベノミクスによる円安の影響です。また、電気代ガ高騰というのも、原発事故のつけを国民にしょわせる仕組みだからです。一麺だけみて、判断してはダメということ。
■三多摩議員ネット 集団的自衛権行使に反対する中央線リレーアピール行動 7月17日
7月17日 朝の10時から、武蔵小金井駅 吉祥寺駅 三鷹駅 国立駅 立川駅
八王子駅とやってきて、
最後が八王子駅でした。19時の終了間際、雨が降り始め、濡れながらの訴えでし
たが、そんななかでも、ご自分から、チラシをもらいに来てくださる 方もい
らっしゃいました。
閣議決定されたとはいえ、まだまだこれからです。大きな反対の声を届けていき
ましょう。
18日 横田基地にオスプレイが飛来するとのこと。これからは、全土がアメリカ
の軍事基地化していくことが懸念されますし、なんといっても、他国 のけんか
をわざわざ買うようなことがあってはならないでしょう。力で抑えつけようとす
れば、それは逆効果。武力をもたないからこそ、平和へのア ピールが説得力を
持つのです。
(画像をクリックすると大きく表示されます)
■7月12日から、サマーセミナーin 佐渡に参加
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
■都議会のセクハラヤジ問題、終わらせない!
7月7日、この問題について緊急集会が東京ウィメンズプラザで開かれ、陣内もパネラーの一人として参加しました。
会場は、急きょの開催にも関わらず、90人以上の人が参加して、熱気にあふれていました。
あらためて、女性議員が少ないことが問題、という共通認識を確認しました。
私からは、「女なら、子どもを産んで当たり前・一人前」という一方的価値観の押し付けは、男女平等、人権からいって、許されない。にもかかわらず、公然と表明されることに対して、ストップさせなければならない、と発言しました。また、「産めないのか」「産んでから」という性差別発言は、多様な生き方、性の自己決定を踏みにじるものであることは明らか。
全国フェミニスト議員連盟として、議員に対する
性差別発言の実態調査をすることを提案しました。
また、集会として、ヤジ発言議員への厳重な処分(当然辞職でしょう)を求めると同時に、議長への対話集会の場の設定の申し入れも行いました。
このままでは終わらせない!
2014年7月8日東京新聞記事
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■障碍者ならびに高齢者関連施設視察 「風の街」 2014年7月4日
7月4日、埼玉県吹上市にある、社会福祉法人 一粒 が運営する障碍者施設ならびにサービス付き高齢者住宅を見学してきました。
元東京都職員だった方が、地縁血縁など何もないこの地に障碍者のグループホーム並びに作業所を開設して、15年。事業は30以上、職員は100名以上になっているとのこと。
特にサービス付き高齢者住宅はデイサービスを併設しており、のんびりと、利用者のやりたいことをやれるような緩やかな雰囲気でした。お食事もおいしく、かつ、地域に対して、交流場所としての提供も行っています。
いろいろ見てきていますが、要は、自分の地域で、そういった仕組みが必要なのか、
実践あるのみ、ということを強く実感しました。
■中核市、横須賀市の児童相談所視察
会派のみんなと一緒に、横須賀市の児童相談所に行ってきました。
遠かったですが、実際をみれて、とてもよかったです。
中核市で、児童相談所を持っているのは、金沢市と横須賀市だけです。
いずれの市も、児童相談所開設につながる実績があるところ。
特に横須賀市の場合は、保健所行政の実績があり、精神保健のノウハウが蓄積されていたことが大きい。
八王子市の場合、子ども家庭センターの職員の育成と同時にもっと保健所を中心とした精神保健の強化が必要でしょう。
軍港としての街の成り立ちを垣間見ることもできました。
■金毘羅山ならびに地下壕 実踏調査 2014年7月2日
7月2日、5億円で公有地化した金毘羅山の現地視察に行ってきました。
地下壕は、なかなか危険な状態とのことですが、どう保全していくのか、調査をする必要があります。危険だから立ち入り禁止だけでは、解決になりません。
浅川の地下壕の見学会が月1回実施されていて、私も以前、入ったことがあるのですが、多くの朝鮮人労働者の手を借りて、本当にすごいものが作られているのです。
そして、ここで、飛行機部品を作るという切羽詰まった作業。つくってもつくっても、湿気で、錆びてしまう、しかし、やらなければならないという戦争の愚かさの証拠です。
戦績は八王子にいくつもあります。この地下壕を含めて、しっかりと後世に残していけるようにしなければなりません。
■憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使の容認に反対する声明
全国フェミニスト議員連盟として憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使の容認に反対する声明を出しました。
6月30日国会議事堂前抗議行動
内閣総理大臣 安倍晋三 様
2014年7月2日
憲法解釈の変更による集団的自衛権の行使の容認に反対する声明
全国フェミニスト議員連盟
共同代表 会津素子(千葉県成田市議会議員)
共同代表 皆川りうこ(東京都国分寺市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ヶ崎市議会議員)
茅ヶ崎市鶴が台14-5-202 T/F 0467-52-6731
私たち全国フェミニスト議員連盟は女性の政治参画を推進するために活動している市民と議員による団体で、会員は約200人である。今回の憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認の閣議決定に断固抗議する。
本年5月、安倍首相は私的諮問機関である「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」からの報告を受け、集団的自衛権の行使を認めるという憲法解釈の方向性を表明し、政府・与党に検討を指示した。
当初、与党である公明党は解釈変更に慎重の態度を表明したが、政府・自民党は与党協議の場で、新たな3要件を提示した。「我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある」の文言が入るなど、意見がいくつか採り入れられたことを理由に、公明党は「行使は限定的に行われる」として、最終的には受け入れに転じた。
多くの反対や不安の世論がある中、国民的議論を欠いたまま7月1日、集団的自衛権行使容認の閣議決定に至った。
しかし、新たな3要件は抽象的な文言であり、行使に具体的な歯止めとなる規定ではなく、逆に武力行使の範囲を広げるおそれがある。
日本は戦後、憲法9条のもと、非戦・非軍事を謳ってきた。他国との問題は、外交的対話によって平和的解決を追求するべきである。
日本は、立憲民主主義の国であり、内閣総理大臣をはじめ全ての政府関係者には、憲法遵守の責務がある。憲法解釈を変える閣議決定をすることは、国民主権や立憲主義の否定にのみならず、不法行為を政府自らがおかすものである。
そもそも、この閣議決定は、憲法98条違反であり無効である。
私たち全国フェミニスト議員連盟は、このような事態を断じて許すことはできない。
よって、政府に対して厳重に抗議し撤回を求めるものである。
■集団的自衛権行使のための憲法解釈変更 反対!
これでいいの!!何のために!!
憲法とは、国の暴走を縛るもの。
その憲法解釈を、勝手に国がかえていいのか!!
【解釈改憲ストップ市議共同ビラ】
(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
■八王子市議会からも女性議員中心に抗議
八王子の女性団体、手をつなぐ女性の会からも抗議文を送りました。
そして、八王子市議会40名中9名の女性議員全員の賛同ならびに男性議員の何人かの賛同を得て、八王子市議会有志として、抗議文を送りました。
東京都議会セクシュアルハラスメント発言に対する抗議および要請
2014年6月25日
東京都議会議長 吉野利明様
2014年6月18日に行われた東京都議会第2回定例会本会議において、塩村あやか議員が「女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制」について一般質問をしていた際に、議場内の男性議員から「自分が早く結婚しろよ」等のヤジが飛び交い、嘲笑が湧いたという報道がありました。こうした言動は、セクシュアルハラスメントにほかならず、決して許されるものではありません。
このたびの東京都議会における女性議員に対する男性議員のセクハラ発言は、議場という公の場で女性議員を貶める発言であるだけでなく、「結婚して一人前」といった女性蔑視があること、また、性と生殖の決定は当事者にあるとする、リプロダクティブヘルス・ライツへの侵害であることから、わたしたちは強く抗議します。
そして、今回の男性議員のセクハラ発言は、男女平等社会の推進に反するヤジであり、公の場で、それら発言が容認されたかのような印象をあたえたことは、国全体として取り組む男女共同参画社会推進の上で大きなマイナスです。
似たような女性蔑視発言や嫌がらせは、他の地方議会でも散見されるところです。セクハラや人権侵害行為が後を絶たないこうした日本の風土そのものが、女性の社会参画を阻む一因でもあります。女性議員に対するセクシュアルハラスメントがない議会が作られることを切に願うものです。
ヤジを飛ばしたのは、1人だけではなかったという事実をふまえ、セクハラ発言が行われることがないようにするための具体的対応の検討が必要です。
以上、今回のセクハラ発言に対し強く抗議するとともに、東京都議会として再発防止の対応策を検討されるよう要望します。
八王子市議会議員有志
青柳 有希子 井上 睦子 及川 賢一 大久保 賢一 小林 鈴子
林 裕恵 陣内 泰子 鈴木 勇次 鳴海 有理 星野 直美
松本 良子 美濃部 弥生 山口 和男 山越 拓児(アイウエオ順)
■都議会のセクハラ発言に全国フェミニスト議員連盟が抗議
都議会のセクハラ発言に全国フェミニスト議員連盟が抗議、八王子手をつなぐ女性の会そして八王子市議会からも女性議員中心に抗議しました。
「自分が早く結婚すればいい」といった発言だけでなく、私が気にするのは、「産めないのか?」というヤジです。これほど、女性を傷つける発言はありません。
まさに、女は産む機械とでもおもっているのでしょうか、産んで一人前とでもおもっているのでしょうか、許せません。
それにしてもお粗末な都議会です。何を言っても許されるというおごりがあったとはいえ、人権感覚のなさにあきれます。
東京都議会セクシュアルハラスメント発言に対する抗議および要請
2014年6月23日
東京都議会議長 吉野利明様
全国フェミニスト議員連盟
共同代表 皆川りうこ(東京都国分寺市議会議員)
共同代表 会津 素子(千葉県成田市議会議員)
事務局 小磯妙子(神奈川県茅ケ崎市議会議員)
神奈川県茅ヶ崎市鶴が台14-5-202
2014年6月18日、東京都議会2014年度第2回定例会本会議の一般質問において、塩村あやか議員が「女性の妊娠・出産を巡る都の支援体制」について一般質問をしていた際に、議場内の男性議員から「自分が早く結婚しろよ」等のヤジが飛び交い、嘲笑が湧きました。
こうした言動は、セクシュアルハラスメントにほかならず、女性に対する人権侵害的行為です。決して許されるものではありません。
私たち全国フェミニスト議員連盟は、女性議員を増やすことによって、政治の質を変え、もって市民ひとりひとりが幸福で民主的な生活ができるようになることを願い、長年活動してきました。
このたびの東京都議会における女性議員に対する男性議員のセクハラ発言に対して、会として、厳重に抗議をいたします。
厚生労働省東京労働局雇用均等室に寄せられた相談のうち、セクハラ関係1000件余、妊娠や母性健康管理関係件数も1000件余に上ります(2012年度)。セクハラや人権侵害行為が後を絶たないこうした日本の風土そのものが、女性の社会参画を阻む一因でもあります。
東京都議会議員は、女性蔑視・人権侵害が決して許されない社会にしてゆくため、各種政策やサービスを進める責務を有しているはずです。
にもかかわらず、今回の男性議員のセクハラ発言に対し、議長は注意喚起もせず、質問する議員への権利侵害を放置しました。さらに、報道によると、都議会には当該議員の発言を議場内での不規則発言として不問に付す動きがあるということであり、驚きを禁じ得ません。
昨今では、民間社員でも公務員でも、職場においてセクハラ言動は許されないのだ、という認識を持ちつつあります。東京都議会が、このような時代錯誤のセクハラに対して自浄作用を持たないようであれば、私企業や公的職場の範となって指導することなど不可能です。
今回の人権侵害的発言は、女性へのセクハラとして許されないだけではなく、議員の最大の職務というべき議会発言を封じようとする暴力といえるものであり、決して曖昧にすべきではありません。他の地方議会でも、女性議員の多くは、似たような女性蔑視発言や嫌がらせに耐えながら仕事をしているのが現実です。今回のような言動は、女性議員に対して計り知れない萎縮効果を持ち、ひいては、女性の政治参画を阻む要因ともなりかねません。都議会の良識が問われている問題です。
以上、東京都議会として厳正に対処することを、ここに強く要望いたします。
■こどもサイエンスドーム 「八王子の春の蝶」展
5月の連休、サイエンスドームで、市民の手による「八王子の春の蝶」展が開かれていました。
いってきました。こどもたちでいっぱい。標本をつくったり、実体験もあり、みんな大喜び。高校生の昆虫青年や中学生もお手伝い。とっても嬉しくなりました。
素敵な展示でした。
「八王子の春の蝶」展 |
蝶の不思議発見 |
宝石のような蝶のさなぎ |
■福島こども支援合宿、今回も成功裏におわりました。
今回で5回目となる、福島こども支援合宿です。町田市の大地沢青少年センターに大変お世話になりました。
いつも、ありがとうございます。みんなで、食事をつくり、こどもたちはめいっぱい外遊びを楽しみ、元気に福島に戻っていきました。
いま、帰還圧力が高まっています。しかし、年間20ミリシーベルトといえば、放射能危険地区の指定場所でもあったのです。年間1ミリシーベルトを何とか、守らなければ、子供たちの健康への懸念は消えません。
除染は、終わりのない作業です。取り除かれた土は、行き場がなく、積み上げられて放置されています。森の除染など、到底無理な話。避難の権利をしっかりと補償する事です。
■マルベリーブリッジ延伸、安全になったの?
今年4月から供用開始となった、マルベリーブリッジ。その目的である、京王プラザホテル前の横断歩道の安全は、達成できたのでしょうか。
この建設は、黒須建設と飛島建設のJVで施工され、約13億円近くの税金が投入されて作られたものです。私は、この計画に反対し、税金の無駄使いと指摘してきました。
税金を消化するための工事でもあったからです。
マルベリーブリッジがあっても、信号のない京王プラザホテル前の横断歩道を渡る人は減っていません。
さらに、バス通りを渡った人は、マルベリーのエスカレーターのところに戻る人はあまりなく、そのまま、右に移動しています。
中心市街地の活性化という掛け声もあるのですが、どうでしょうか?
本当に必要な事業に予算をつけるべきです
この事業の実証については、他の議員からも、歩行量調査の変化についての実施が求められています。
具体的なニーズに沿った事業を行うことこそ、自治体のやるべきことです。
■冊子『放射能ってなんだろう』
市民放射能測定室ハカルワカル広場で、こんな冊子を作りました。
とっても、分かりやすく書かれています。多くの方に読んでいた
だきたいです。
ご希望の方は、陣内まで、ご連絡ください。
また、測定室運営のために、維持会員(年間6000円)も募集して
いますので、ご協力ください。
八王子市民放射能測定室
ハカルワカル広場(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)
■地域包括ケアシステムを考えるシンポジウム
住み慣れた家で最後まで、というテーマでシンポジウムがありました。
NPO法人サポートハウス年輪の安岡厚子さんのお話と、地域で活動している方々の事例報告がありました。
さすが!年輪。継続は力なり、を実感。地域で、新しい仕組みを実践に基づき、作り出してきています。もっと、もっと、このような活動が地域に広がることが、いま、求められています。
お顔なじみの『レストランサラ』の紀平さんにお会いし、また、広島から来ていた昔なじみの友人にも再会できました。
一緒に『介護社会学』の著者が運営する、デイサービスに行こう、と盛り上がりました。
その人なりの人生を聞き取る。そして形にしていく。
こんな仕事もこれから、していきたい。
■女性議員パワーアップ講座 成功裡に終わる 2014年1月14日
第4回となる、全国フェミニスト議員連盟主催のパワーアップ講座が1月14日、開かれました。場所は参議院会館会議室です。
1 ジェンダー予算―その意義と男女共同参画事業費からみる自治体の本気度
講師:大崎麻子さん
ジェンダー予算分析は、少ない予算でどう効果的な成果をあげるのか、その評価分析の手法です。「これをやってきました」という評価ではなく、どういった効果が上がったのかをしめすアウトカムが重要です。ジェンダー予算の国債的背景は、効率的な分配と成果主義の予算編成の必要性、ジェンダー主流化政策の予算化、人々が主役の予算が求められてきたことによる。ジェンダー予算は女性のための予算ではない、ことを肝に銘じよう。
八王子市の男女共同参画予算 2930万円(内事業費は160万円)
一般会計予算の0.02%
2 介護保険の揺らぎ
講師:鏡 諭さん
介護保険が崩壊の危機にあります。特に、今の国会で改正されようとしている介護保険法において、要支援1,2の人へのサービスが自治体の事業となります。介護保険とは保険制度です。保険事由があるにもかかわらず、サービスを利用できないというのは、制度の崩壊をもたらします。特養への入所も要介護3以上のひとで、あとは自治体が必要と認めた場合。つまり、措置制度に戻りつつあるわけです。
特養入所などの施設給付を介護保険からはずすことを、講師の鏡 諭さんは提案します。まさにその通り。厚生労働省の方の説明もありましたが、なんとも絵空事。給付費の増大をどう抑制するかということだけが、関心事のようでした。
3 生活困窮者施策―ほっとプラスと立川市の事例報告
講師:ほっとプラス 藤田孝典さん 立川市議 大沢豊さん
格差社会が増大しています。
生活保護の受給がさげられています。申請者は戦後最高を更新しています。 「生活困窮者自立支援法」が作られ、その実効性ある展開がもとめられています。 就労支援が働け圧力にならないように、そして、中間就労が生活できる賃金へつながるような仕組みを、一人一人に寄り添いながら、勧めていくことです。「生活困窮者自立支援法」は2015年からの施行。八王子ではこれといった取り組みがおこわなれていません。しかし、2畳ぐらいの部屋に寝泊りする脱法ハウスは八王子にも幾つかあります。仕事もそうですが、まずは住宅確保が大切です。
立川市では、大沢さんたちの取り組みで、「さんきゅうハウス」が誕生。お風呂に入れる環境が整いました。
■子都知事選挙 宇都宮さん 及ばず!
今回の投票率は、全体で、46%でした。前回ガ62%だったので、大きく落ち込み、有権者の過半数は棄権したという結果です。
八王子の前回都知事選投票率は、62%で、今回は41%という落ち込みなので、雪のせいで、行きたいけれど、行けなかったという人が、多かったのではないでしょうか。括弧内は八王子市の得票数です。
宇都宮けんじ 98万2594票(3万7960票)
細川 もりひろ 95万6063票 (3万7239票)
舛添 要一 211万2979票 (8万4394票)
宇都宮さんは、前回とほぼ、同じ得票数ですが、投票率が20%も落ち込んでいる中でのこの数なので、かなりの善戦といえるのではないでしょうか。
また、前回宇都宮さんに入れてくれた人の半分近くは、細川さんに流れていると考えられるので、新たな支持者の掘り起こしになったのではないかとおもいます。
というか、宇都宮さんが全面に出した、医療や介護、福祉政策に共感する人が多く、それを求めている人が多い、という結果です。
具体的な政策を挙げていたのは、宇都宮さんだけなので、切実なひとほど、宇都宮さんに共感したのではないでしょうか。
田母神さんが全体で61万票も獲得しました。
意外な結果です。
特に20代の人に票を一番多く取ったのが、田母神さんとのこと。
これをどう考えていいのか?
うーーん、追い詰められている20代にとって、世界一のオリンピックは関係ない話で、しかも、原発ゼロといっても、生活がよくなるわけでもない。
具体的な政策を語り、リーダーシップがありそうな人、という選択枝だったのではないでしょうか。
彼は、これで、自民党と公明党の親和性をより強めたことでしょう。
議会運営がしやすくなったとほくそえんでいるのは、政党関係者ではないでしょうか。
八王子の彼の得票率は45%。都全体の43%より、高いものとなっています。
それだけ、八王子は、自民・公明の支持基盤が固いということでしょうか。
これをどう切り崩していくか。今後の課題です。
■子宮頸がんワクチンの再開に反対する院内集会 2014年2月5日
2月5日、参議院会館で、薬害オンブズパーソンなどとの共催で、上記集会がもたれました。厚生労働省の検討会の欺瞞性を、薬害を闘ってきた弁護士が暴きます。
原因を心因性にしたいというストーリーの完成に向けて、事実を見ないようにしています。心因性で、突然の意識消失などがおこるのでしょうか、
怒りがこみ上げてきます。
被害当事者の方々も、全国からたくさん駆けつけてくれて、ご自分の体験を語りました。
車椅子の少女たちの姿が痛々しい。
この事実に、厚生労働省はしっかりと向き合う必要があるにもかかわらず、製薬会社との親密性が際立っています。
誰のための接種で、誰のための安心なのでしょうか?
■福島川俣町―南相馬市ツアー報告 2014年1月11日~12日
行ってきました、福島ツアー。
凍てつく早朝の出発で、福島に入ったのは11時。昼食場所は、地元の母ちゃんたちがやっている「阿武隈茶屋」。お弁当はおいしかった。もちろん、測定済み食材です。
お土産に福島産のホクホクジャガイモのクッキーと福神漬けを購入。
川又町着。福島キャンプで顔なじみのママ達が迎えてくれた。
福島診療所の佐藤幸子さんの案内で、除染土壌置き場や市内を案内していただく
雪が深い。山の中に汚染土壌の山済みされた場所があった。
まるで、この世でない景色。
校舎はプレハブというか仮設校舎。
幾つかの学校が一緒になって授業
をしている。
南相馬市に移動。
途中、飯館村を通過。
とたんに測定器はピッピット鳴りっぱなし。バスのなかでも、すでに1マイクロシーベルトになる。誰も住んでいない町。
南相馬市では、農家民宿に泊めていただく。昔ながらのお屋敷に、布団を並べて、みんなで寝た。農地の塩害対策を行い、少しずつ、復興の兆し。
小高町から避難している大工さんや農家の方から、震災直後の話や、今の状況を伺う。
翌朝、朝日をみに海岸に行く。
ソーラーを使っての事業や、テント栽培などで、少しずつ、前向きになっている。
そんななかでも、女性はさすが。
農協の荒さんは、自らの仕事部屋を立ち上げ、もち作りや食材つくりに精を出す。
売るのは、旬の広場。ここには、野菜をまるごと計る測定器がある。
測定室も訪問。
お客さんが、海で取れた魚を心配して、持ってきていた。
飯館村、小高町の無人の町は、とても切ない。住みたくても人が住めない場所がこの日本にあるのだ。まず、避難する権利、安全に暮らす権利が保障されることだ。
この現実をしっかりと目に焼き付けていこう。
3・11から、放置されている、小高町駅の駐輪場が異常さを表している。
■東京都を変えていくキックオフ集会 2014年1月8日
1月8日(水)18時30分開場 19時開会
豊島公会堂 (池袋駅東口徒歩5分)
猪瀬元知事の借入金問題、解決していません。政治に長けていたら、云々といった猪瀬さんの発言は、本当に政治を馬鹿にしている発言です。裏を返せば、「もっとうまく、立ち回れば、こんなことにな
らなかったのに」といっているようなものです。
誠意がありません。
このような知事を選んだことを恥ずかしくおもいます。
東京は沢山の課題をかかえています。
オリンピックはその際たるもの。
しかし、無駄な税金を使わずに、コンパクトに、しかも、福島の人も納得できる
ようなものにしなければなりません。
高齢者問題もそうです。
都会ほど、高齢一人暮らしの割合が高い。
どうしていくのか、介護保険だけでなく、安心できる仕組みはなにか?
それは、サービス付き高齢者住宅の建設ではないはず。
教育問題、東京都は率先して管理教育を進めてきています。
しかし、管理教育からは、生きる力が生まれてことは、明らかです。
教育に自由の風を!
子ども達が主体になれる教育改革が必要です。
若者支援は喫緊です。
働いても、当たり前の暮らしができない、なんて。これが、先進都市東京の実態
です。
当たり前の働き方、貧困に落ち込まない働き方を作り出す必要があります。
■宇都宮けんじさんと東京をつくる、八王子勝手連
八王子の勝手連
宇都宮けんじさんを応援する八王子の勝手連です。八王子の仲間が集まり11月25日に発足しました。
フォローよろしくお願いします!