政治倫理条例の継続審議があります |
11月17日(月)10時より開かれる総務企画委員会で政治倫理条例の継続審議がおこなわれます。大勢の方の傍聴をお願いいたします。 なお、審議に先立ち、議員の会主催の市民集会も開かれます。 ぜひ、こちらにもご参加下さい。多くの方々の応援で、なんとか、この条例を成立させていきたいとおもっています。詳しくは、議員の会ホームページをご覧下さい。 市民集会の呼びかけ 日時:11月15日(土) 18時30分より 場所:東急スクエア12階第⑤セミナー室 資料代:200円 |
認知症サポーター講座 開催(10月30日) | |||
八王子市包括支援センター堀之内のセンター長、新井尚子さんにきていただき、
認知症サポーター講座を開きました。 たくさんの方のご参加をいただきました。 厚生労働省は、認知症サポーター100万人キャラバンを展開中です。 八王子には、キャラバンメイト(講師)が4名とのこと。いろいろな場面で、認知症の理解が広がり、多くの人が支えあえる地域を作りたいものです。 認知症とは症状のことで、その原因となる病気として、アルツハイマーが約8割とか。 また、誰でもなる可能性があり、その要因は多くの人が持っているとのこと。 病気にならないようにするのではなく、病気になっても尊厳をもって生活できるようにしたいものです。 |
NO! 寝たきりデー2008年 |
法政大学で行われた、上記シンポに参加してきました。 「しっかりしなきゃ!介護保険」というテーマの通り、本当に、今後の介護保険はどうなるのか、見通しはあまり明るいとはいえないようです。 市町村レベルでは、地域支援事業の検証を進める必要があります。 ① 介護報酬改定の経過 厚生労働省老健局保険課 重元博道氏 介護従事者等の人材確保・処遇改善 事務負担の見直し 認知症対策 * 介護保険の枠組みをかえずに、介護従事者の報酬を上げるとすると、 結果として、サービスの切捨てか、保険料のアップにしかならない。 ② ホントはどうなっているの? 介護保険財政 菅原敏夫氏 介護保険のブラックボックスとは? 財政安定化基金に1200億円あまりの余剰 会計監査院が返却制度をつくるよう改善措置要求 地域支援事業の実態は? 介護保険事業に関する行政評価 費用対効果を明らかに 特定高齢者事業のあり方検討 * 地域支援事業がどういう効果を挙げているのか、まさに費用対効果を市町村レベルで検証する必要アリ。 介護職の賃金アップ策は? 介護報酬を上げても、介護職給与の引き上げに歯直接結びつかない。 |
高齢者プロジェクト第5回―健口教室― | |||||
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「フィルムが紡ぐ女たち」NO.6発行です。 | ||
ビデオ/DVDに観るフェミニズム 2008~2009 毎年続けて発行している女性監督作品を中心とした、ビデオ案内です。 ぜひ、これを参考に、自宅でのビデオライフを満喫してください。 |
茅野市市民館ならびに子ども館0123の視察(8月12日) | ||||
財政研夏期セミナー終了後、元矢崎茅野市長3期目の集大成でもある市民館ならびに子ども館0123を見学してきました。 50億円あまりをかけた立派な箱物ですが、図書館、小ホール、多目的ホールと、市民のための文化施設となっていました。残念ながら、休館日で中に入れませんでしたが、稼働率90%以上とのことで、多くの市民に利用されていることが窓越しからもわかります。全面ガラス張りのあかるい館内は、訪れる人を幸せにしてくれるようです。 2000席の市民ホールと事務所、ショッピングセンターが2フロアのみ、金融、医療機関が1階部分に入るという、八王子の南口再開発ビルとは、同じ箱物でも違うようです。 駅の反対側には、子ども館0123.一日の利用約90組という賑わいです。おじいちゃんやおばあちゃんに連れらたチビちゃんたちが、変身ゴッコや滑り台に興じています。訪問したときは、若いママたちでいっぱいでした。 明るく、広い空間がうらやましい。 1点豪華主義か、分散型か。八王子は分散型ですが、それにしても、ひとつひとつの施設がちょっと貧弱でせまい。何とかならないものでしょうか。 また、中高ランドのチノチノは、中高生が好きにすごしていい空間です。卓球をやっているグループ、テレビを見ているカップル、おしゃれに余念のない女の子、とさまざまです。駅前という地の利が大好評とのことです。 他の行政の似通った施設を見学することは大いに勉強になります。 |
韓国スタディツアー報告(8月2日-5日) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
8月3日 今日はバスで2時間ほど郊外のナヌムの家へ。
高速道路を取りやめ、川を復活させたというチョンゲチョンの周りでは、イベントがいっぱい。男女の若者が繰り出しています。また、市庁舎前は、アメリカ産牛肉の輸入解禁で行かれる若者たちが、手に手にキャンドルを持って集まった場所です。 8月4日 今日は女性団体との交流です。 最初に訪問しタシハムケセンターは、「もう一度ともに」センターという意味です。 立派な女性センターの5階にあり、ソウル特別市から委託を受け、「(社)性売買根絶のためのハンソリ会」が運営する民・官連合機関として、性売買における被害者の救済と自立・自活を支援しているところです。 政府からの支援を受けているとはいえ、民間団体ということで、政府に対してもしっかりと責任を追及する姿はさすがです。
公園には、おじいさんたちがひなたぼっこ。まさに「おじいさんのデーサービス」といった様相でした。
近くて遠い国、韓国をおとづれ、ささやかながら、女性たちとの交流ができたことは大きな収穫でした。 |
三多摩議員ネット夏合宿(7月23-24日) | |||||||
青梅かんぽの宿での夏合宿です。 参加議員約13名あまり。いつもながら、勉強になります。 今回は、国立の市民の方から、離婚後の子どもとの面接権の保障についての問題提起がありました。 離婚に関しては、どうしても女性に対してきびしい目で見られがちです。子どもの親権に関しても、母親が養育したいという申し出をしても、経済力等の理由で、男性側に親権がとられてしまうということをよく耳にします。 なので、今回の場合の面接権の保障という場合、離婚女性にとってどうなのか、ということで考えました。 実際のお話を伺うと、子どもをめぐって、まさに「争奪合戦」といった醜い争いが行われていたり、だまし討ちのように、面接権の設定をしてもそれが守られていなかったりと、親の都合で、振り回されている子どもの実態が浮き彫りにされました。 どういう事情であっても、子どもとの面接交渉権は人権として、位置づけてほしいとの訴えでした。
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高齢者サポートセンター「こぶし園」訪問記 (2008年7月1日) | ||||||||||
車椅子での生活を可能にし、ちょっとした共同スペースがあり、また、隣には、サポートセンターがあって、安心です。通りの向こうにデイサービスがあり、ここから歩いて通えます。人が見える、街中の施設です。 365日、朝、昼、晩、3食を提供しています。大きくしないこと。配達できる範囲が地域だということで、このサービスがなりたっています。施設長いわく、「施設では、3食提供されている。なんで、地域在宅が、週2回とか、昼食だけといったサービスなのか、理解できない。3食あるのが当たり前。そうなんですが・・・ でも、大きくやろうとしないで、地域でできるくキャパをきめて、それを実践する。 これが当たり前の福祉なのだとおもう。
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政治倫理条例で緊急記者会見 (2008年6月24日) | |||
第2回定例議会最終日。第63号議案(黒須建設が⑦中の体育館改築工事請負について)に反対・退席した12人の議員のうち、10名の議員の連盟で、今の八王子の工事発注の仕組みがおかしいこと、そのなかで、黒須建設(市長の実弟が社長で、濃密な親族会社)が3年連続工事受注高トップ、さらに、今年度は、5月の時点で、すでに昨年のトップの額をすでに超える4億5千万円の受注高になっていることを問題とし、9月議会に向けて、政治倫理条例を作ることをアピールしました。 共同アピール文は以下のとおり。 八王子市政治倫理条例の制定をめざす共同アピール
八王子市民のみなさん。私たち10人の市議会議員から共同の訴えをさせていただきます。 第2回定例会市議会が6月9日から24日まで開催されました。その中で黒須市長の親族企業(黒須建設)が八王子市の公共事業の土木分野で受注額が市内業者で3年連続トップであることが明らかとなりました。さらに、新年度に入ってすでに5月の段階で3件、4億5千万円の工事を受注し、黒須建設の受注額は黒須市政の下で過去最高額を超えております。しかも今回、受注した市立第七中学校体育館改築工事の落札率は99.92%にもなっております。 市長の親族企業がその自治体で公共事業の受注が3年連続トップというようなことは全国でもあまり例のない異常な事態と言わなければなりません。このような状況を是正することは、政党・政派を超えた地方議員に課せられた重大な責務と考えております。全国の自治体の中には、市長や議員の親族が公共事業の受注を自粛する政治倫理条例を定め、こうした事態を生じないようにしているところが多数存在しております。三多摩では、国分寺市、多摩市が実施しております。 私たちは、9月の第3回定例会に公正、公平で、市民に信頼される市政を実現するために、政治倫理条例を提案することにしました。そのためには、市民のみなさんの強力なバックアップが必要です。後日発表する政治倫理条例案に対する市民のみなさんのご意見をいただき、制定をめざす集いなども開催したいと考えています。なにとぞ、大きなご支援をいただけますよう心からお願い申し上げます。 2008年6月24日
八王子市議会議員(五十音順)井上睦子、狩野宏子、上島儀望、川村美恵子、陣内泰子、鈴木勇次、 松本良子、山口和男、山越拓児、若尾喜美絵 また、各新聞がこの問題を大きく取り上げました。読売新聞の記事を貼り付けておきます。 ブログにも随時掲載しています。併せてご覧ください。 |
第15回環境フェスティバル 大盛況! (2008年6月7日) | ||||
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行政視察日記 福井県敦賀市・石川県金沢市(2008年5月14日~16日) | |||||||||||||
敦賀市のつるがいきいき子ども未来プランと子育て総合支援センターを見学に行ってきました。 敦賀市は原発銀座を抱える港町。その昔、北前船で北海道からの昆布などを荷揚げして栄えてきた北陸の港町です。原発補助が市の一般会計の8%を占めるというかなり特殊な地域です。敦賀市の視察は、なぜ福井県は合計出生率が上昇しているのか、そのなぞを解くためでした。それは、共働き家庭率が全国1位で、核家族化がすすんでいる中にあっても、特殊合計出生率が1.7をキープしていられる背景として、待機児童ゼロ、保育園21園のうち、公立保育園15園という市の保育への関与がとても大きいということ、それゆえ、親支援事業*がスムーズに実施できているということがありました。 *親支援事業:保育園にお迎えのとき、お茶とお菓子を用意して、親のネットワークつくり、悩みの相談などを日常生活とリンクさせながら行っているもの
港で、北海道からの海産物を荷揚げして保管していた、 レンガつくりの倉庫。小樽ととても似た街づくりになっている。 金沢市では保健所見学です。 なぜ、金沢市でできるのでしょ。などは解けませんでした。 金沢の町は古い城下町。前田藩です。 そして、市民でにぎわっている近江市場。 こういった市場があるのは、まちづくりの魅力です。 荻窪、吉祥寺、下高井戸など、東京にも市場が待ちの活性化に一役買っているところは多い。 そして、福祉機器の展示ショールームはさすが! こういった選択をサポートするシステムがあって、初めて、私たちは介護保険のよき利用者となれるのだとおもいます。 業者任せにしないで、しっかりとした、ニーズにあったサービスの提供は、昨年訪れた秋田市鷹巣のケアタウンに共通するものでした。 おりしも、車椅子に座りながら着付けられる浴衣展示をやっていました。 これを着て、梅雨まえの金沢の百万石祭りをみんなで楽しむのですね。 八王子にもほしい。 |
次世代のために持続可能なまちをつくろう―陣内秀信氏(法政大学教授)講演会― | ||||
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行政評価報告アンケートです(2007年版)より |
(ここをクリックすると拡大してご覧いただけます) 予算の総括質疑に使ったアンケート結果です。 これをみて、27.計画的なまちづくり(JR八王子駅南口再開発など)や、24.市民文化活動(新市民会館建設など)によせる、市民の重視度は、平均以下。 18.医療体制つくりに寄せる期待が大きいというのは、昨今の医療問題、たとえば後期高齢者医療制度や介護保険制度、医師不足や救急車たらいまわしなどの社会問題を反映してのことと容易に想像できます。43.44.のごみ減量や適正処理に対して、実現度が高いということは、ごみの有料化以降、多くの市民の意識の中に、ごみ減量意識が浸透し、また、その実現過程がじゅうぶんに市民へフィードバックされている証拠と考えられます。13.子どもの健全育成や学校教育の充実にも年代を問わず、大きな関心が寄せられていることがわかります。 このような市民の市政評価からいって、「疑問が多いJR八王子駅南口再開発事業を何がなんでも、強行する理由が見当たらない」と問うたところ、「南大沢の人には、JR八王子駅再開事業に関心がない。緑豊かな川口や恩方のひとにとって、みどりの保全に関心がない。でも、我々は全体のことを考えなければならない」というのが市長答弁でした。 これって、市民を馬鹿にした発言ではないかしら。 どうしてそんなことがいえるんでしょうか。 また、行政部長の答弁も、市民の関心は身近なことに終始している、というものでした。 政治って、身近な問題を解決することではないのですか? こういった市長や行政トップの判断は、大きな市の仕事に庶民は口を出すな、といわんばかりです。 きちんと情報を提供して、判断を仰げば、市民に判断できるし、そういった市民が一人でも多くなることが、市民自治の基本だとおもうのですが・・・ 議会基本条例を持つ、北海道栗山町では、議員が手分けして、議会報告を町民に行い、また、町民から、さまざまな適切な指摘が行われているとのコト。 市長の発言が居直りではないかしら、と感じるのは、自ら、市民への理解の努力を怠って、市民は自分の身の回りの道路や環境、医療のことなどにしか関心がないが、市政運営はもっと大局からおこなうもの、と決め付けているからです。 大局からの市政運営でもいいから、せめて、市長自身が言っているように6割以上の市民に賛同してもらえるような市政運営を行ってほしいものです。 本当にJR八王子駅南口再開発事業がどうしても必要な事業なら、市民の中に入って、理解を得られるように説明をする努力を惜しまないことです。 「何をやっても反対はある」という発言も、反対する人の理解を得ようとする努力を放棄する以外のなにものでもないとおもうのですが、どうでしょう? |
2008年度予算の説明会を事務所で開きました。 |
主な事業をピックアップして、議論沸騰。 その中で出た多くのご意見が、「市民の声がとどかない」というものでした。 議会だけが、市民の代表ではないはず。さまざまなところでの市民参画を模索しなければなりません。とくに、後期高齢者医療制度など、国の制度に対して、自治体は、しっかりと市民の声を聞き、国と闘う姿勢が求められているのではないでしょうか。 2008年度予算(案)勉強会 資料(2008年2月21日) 一般会計規模 1713億円 前年比 2.5%増(9年ぶりに1700億円台) <主な新規事業> ・本庁舎改修 5億7千万円 (約42億円 2010年工事終了予定) ・JR八王子駅南口再開発事業関連 22億8000万円 (貸付)(総事業費約350億円) (公費負担3ヵ年総額約91億円)(2010年竣工予定) ・JR八王子駅南口地下駐輪場整備 3億5000万円(総事業費10億円) ・新市民会館整備 46億4000万円(総額約116億円) ・中国残留邦人支援 1億1500万円 ・シルバーサポーター制度 65歳以上の高齢者のみ世帯 1000万円 ・高齢者サロン活動支援 10人以上で月2回活動 1団体 12万円 ・食事提供サービス活動 15食以上 週2日以上 1団体 62万円 ・公立保育園以外の保育サービス利用者補助 5700万円 ・つどいの広場事業拡充 2ヵ所 3500万円 ・妊婦検診 2回→ 5回へ 1億2200万円 ・緑町霊園整備 (合葬式など) 1億4000万円 ・廃プラスティック中間処理施設建設 3000万円(総額7億3000万円 22年完成予定) ・高尾山駐車場整備 6500万円 ・高尾の里整備 1億円 (総事業費 14億3000万円 2010年完了) ・高尾駅南北自由通路等整備 4億7000万円(総事業費32億円 2010年完了) ・区画整理事業 37億4000万円 ・公園整備 5億円 片倉つどいの森 2010年開園予定 (総事業費 23億4000万円) ・教育支援人材バンク 480万円 ・学校トイレ改修 7億円 ・中学校給食(2009年実施) ・学校・体育館の耐震補強 5億円 ・小学校改築 11億円 ・中学校改築 14億円 ・ブックスタート 700万円 ・戸吹総合運動公園 1億5000万円(総事業費 14億6000万円 (2010年完成) ・総合体育館建設調査 500万円 介護保険会計 ・介護予防事業 ボランティア、ポイント制度 2200万円 |
2008年2月JR八王子駅南口再開発事業が始まりました | ||
1月15日に起工式が行われ、八百屋さん、お菓子屋さんが立ち退き、今、掘り返しが始まっています。あの、りっぱな大木も切り倒され、殺風景な駅前となっています。
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八王子市長選を終えて |
寒い中での市長選は、現職市長の3期目当選という結果で終わりました。 私が応援した新人橋本良弘さんは、かなりの善戦で残念でした。 選挙報告は、ブログならびに八王子市役所選挙管理委員会ホームページをご覧下さい。 分析① 投票率がまだまだ低い。せめて40%、できたら、45%程度の投票率となるよう、努力すべきであった。選挙管理委員会の選挙広報の問題もあるが、市政に対しての無関心を、どう改善するかが、問われています。 市民協働を掲げながらも、この投票率ではお恥ずかしい。市民の問題というよりは、市政のあり方の問題です。市民参画の進め方にも問題があるのではないでしょうか。 公募市民やパブリックコメントなどの意見募集といったものだけではなく、より実質的な市民の参画意識の高まりが必要です。そのためには、市政にかかわる市民に、「かわるかもしれない」「市と議論ができた」という実感が持てるような仕組みが必要です。 分析② 現職市長は、実績を強調した選挙戦でしたが、実質的な票の伸びは8900票あまり。有権者の伸びが1万人余りあることから考えると、新人候補に流れた批判票に勢いがあるといえます。こういった市民の声が、これからの市政にどう反映されるか、しっかりと見ていかなければなりません。 分析③ 50万人以上の人口を抱える八王子市でも、10万人以下の小さな自治体でも、選挙期間は1週間で、車は2台。選挙制度のあり方が問われています。 分析④ 医療制度改悪、介護保険改悪といった国の制度の国民の命切捨ての施策から、どう市民を守るのか、が問う選挙、という側面もあったのですが、この点はあまり大きく争点となりませんでした。 それは、民主党を中心に一丸となって、国と戦うという姿勢をこの市長選で示せなかっ たことも大きな原因のひとつでもあります。これからの地方自治体は、国や都と同じ方向を見ているのではだめです。小児病院、そして高尾山の自然体系の保護、これがそうです。八王子の百年の計での論戦が不足していました。 |