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「不都合な真実」上映会とパネルディスカッション 2007/12/22
12月22日、八王子いちょうホールで、アール・ゴア氏が制作した環境問題、特に地球温暖化を警告する映画、「不都合な真実」の上映会がありました。市の環境部の主催です。 パネラーに市長が出ていました。
「なんで?」という気持ちです。というのも、「道の駅」建設時に、太陽光パネルを取り付けるように、提案したにもかかわらず、ほとんど関心を示さず、また、ごみ有料化の導入時には、もっとすべきことがあるでしょう、といったのですが、これまた、ほとんどきっちり議論せず。それが、このところ、食堂での「マイはし運動」を提案したり、と、急に環境派を自認しています。選挙対策かしら、なんて疑ってしまいます。
レジ袋削減に向けて、もっと、行政がリーダーシップをとるべきです。
すこしでも、できることは何でも、やっていかなければなりません。
ぬくぬくとしているうちに、温暖化は迫ってきているのです。
大きな変化には敏感だけど、じわじわと変わる変化には、どうしても鈍感になりがちです。だからこそ、絶え間ない、努力が必要といえます。
それにしても、八王子市民の環境に対する意識はとっても高い!
映画上映は、広報するとスグに、いっぱいになったとか。
なんといっても、八王子市民の8割がたは、緑が豊かであることを定住の理由にしているのですから、当然ですね。
もっと、みどりを。もっともっとみどりを。
圏央道工事、本当に大丈夫なのか?
高尾山に5月からトンネルが掘られ始めています。そして、その影響が出始めています。 南坑口付近の榎窪川の沢枯れが確認され、また、岩盤などの亀裂も生じています。
どんな進捗状況なのか、トンネル内に入ってきました。
国会議員のセッティングです。国政とのつながりの必要性を実感しました。
入り口付近の山肌は無残な姿でした。
クレーン車が取り付けられ、さまざまなホースなどにまかれて痛々しい。緑も削られています。
さらに中に入ってびっくり。入り口付近40メートルは、国交省が買収した土地なので、工事もやむなしというものですが、岩盤がむき出しになっていて、そこから、湧水がにじみ出ています。どれほどの水がトンネル内に流れ込んでいるのかは不明、とのこと。 これでいいのでしょうか。国定公園です。
さらに、その先100メートルが地権者の確定がなされていない状況下で、了解なしに先進導こうで、アナがあいてしまっているのです。高尾トンネルの一番の難所、前の沢、つまり琵琶滝まで、あと100メートルの距離とか。
そのなりふりかまわぬがむしゃらさにあきれます。
しかも、地下水を観測できる観測口を工事の始まりと同時にふさいでしまったとのことで、これでは、地下水に変化があっても、知るすべがなくなってしまいました。
この現場視察を踏まえて、早急に国交省との意見交換会がその後、開かれたのですが、 この点を問いただしても、工事に影響があるから埋めた、地下水に影響が出ないような工事を行っている、の一点張りでした。どうやって、その事実を確かめられるのでしょうか。いつも大本営発表だけです。そうやって、最後まで国民をだましてきたのが、先の戦争だったのではないでしょうか。情報公開など、この国にはないのでしょうか。
換気所も亀裂や地盤沈下でぼろぼろになっているのですが、担当者は「想定内」と、平静を装っています。山全体の保水が狂えば、動植物に影響が出ることは必定です。
そうなる前に、手をうたなければなりません。


 
電磁波問題が住宅地へ侵入
ブログにも書いたのですが、突如、昨年11月に近所の白山神社敷地内に携帯電話中継基地の増設が行われました。この件について、いち早く、住民からの訴えで自治会に申し入れ、説明かが開かれたのが12月16日でした。
KDDIは基地局設置については、事前相談をする念書を自治会と取り交わしていながら、無断で増設。800メガバイトから2キロメガバイトに容量を大きくするための工事とのことですが、住民説明会が行われていないことで、今のところ、増容量にはなっていません。
説明会には、60名近くの住民が参加。中には、電磁波過敏症と訴えいる方、スグそばで、騒音に悩まされているという方もいらっしゃいました。
まず、KDDI側は、かってに増設した非を認めて、説明会がスタートです。
しかしながら、資料等じゅうぶん準備されていなかったこともあり、さまざまな要望が出されて、そのデータを整えて、再度説明会を実施するということで終了しました。
そこで明らかになったこと、なんと、生協の駐車場敷地内にも11月にソフトバンクの中継基地が設置されていたことです。
何人かの住民で、生協に申し入れを行いました。
電磁波の勉強会を急がなければなりません。
ワンセグなどといって、高機能が付加された携帯電話が出回っているのですが、すべて、それらに対応する電波塔が必要だということが忘れられがちです。
南陽台でも、基地局設置の反対と勉強会があり、撤去になったとか。
新聞報道でも、全国いたるところで、この電磁波の問題がもちあがっています。
総務省にも、もっと、予防原則にのっとった、科学に基づく規制を求めていかなければなりません。
イギリスなどでは、16歳以下の子どもには、携帯電話の使用を禁止しているということです。また、スウェーデンなどでも、早いうちから、電磁波と白血病の関係を危険視していて、対策が測られています。
市長選に向けて
11月22日、来る1月27日に選挙が行われる八王子市長選の立候補者説明会がありました。黒須市長は早々と3選出馬声明を出し、準備をすすめています。
黒須市長3選ではなく、新たな風を八王子に吹き込んでくれる人を、とおもう私を含めた陣営としては、まず、その人選が肝心です。あれこれあれこれ。
取り急ぎ、説明会には、代理者が出席。ぜんぶで、5組の参加があったということです。

(市長選に期待する視点)
* 市長職は2期8年がいい。退職金が多すぎる。
* 市民参加といいつつ、まだまだトップダウンによる政策決定。
* 透明性、説明責任が果たされていない。特にJR八王子駅南口開発
* はてな?とおもうことが多すぎる。
      ・ JR八王子南口再開発関連事業
      ・ 地域事務所の再編計画
      ・ 戸吹地区のいきいき条例による網掛け
      ・ 高尾の里、の整備計画と進捗
      ・ 緑をどれだけ守るのか、一貫性がない
      ・ 楢原地区の区画整理事業
      ・ 道の駅 関連事業による大盤振る舞い
      ・ 川口リサーチパーク跡地の物流センター構想
* 土木費が抑えられてきているとはいえ、まだまだ開発志向の行政運営。
* 福祉と教育に対するトータル政策を望む。

市民自治の一層の推進。事業の透明性を図れる人を。
八王子の街をどうしたいのか、暮らしをどうささえるのか、こういった青写真を描ける人を選びたいものです。
携帯電話の中継基地、とうとう住宅地まで進出。
わが北野台に巨大な携帯電話中継アンテナが立ってしまいました。
すぐに現場視察。近くに行くと、手がびりびりとしてきました。
なんだか空恐ろしいものです。
化学物質過敏症の方にとって、まさに魔物のようなもの。そばを通るだけで、頭が痛くなったり、体調に変化が現れるとのことです。
最近、この携帯電話の中継アンテナをめぐって、問題が指摘されています。
住民運動もおこっているようです。
しかもWHOは、最近、高圧線から100メートル以内で生活する子どもに白血病の発症が多く見られるとの報告を出してします。
まったく野放しの日本の状況です。
このわが住宅地のアンテナについては、KDDIからの説明会が近く開催されます。
しっかりと、聞いてきます。
そして、八王子での現状と対策を検討しなければならないでしょう。
聞き方のロールプレー
相手に寄り添い、その人の話を聞きながら、見通しを立てる。
そんな研修をロールプレーで学んできました。
問題を抱える相談者とどう向き合うか。
支援とは何か。そんな疑問に答えてくれる研修でした。
支援とは、自分の力だけでは解決できないとき、他者の力(情報、制度など)を借りて、 自分で解決する、ことなんです。
当事者にかわることは出来ない。だから、何かしてあげるのではなくて、
その人が、自分の力で乗り越えられるようにサポートする。

最近、コミュニケーショントラブルが多い。自分の思いを言葉で伝えられない。
感情的になると、何も聞こえなくなるなど。
こんな研修を日常的に、学校や職場、そして超過などの地域組織でも出来るようになるといいですね。
コミュニケーションは習わなくて出来ることではなく、まさに、獲得するツールになってしまったのです。

日々の活動はブログを見てね。ホームページではブログで拾えなかった記事を掲載します。
障害当事者との懇談会(11月15日)
11月15日、八王子障害者連絡協議会主催の議員との懇談会がありました。
昨年、20周年のお祝いがあったところですが、八障連の息の長い活動には敬服します。
障害種別をこえて、というのが大変なのです。当日は、すべての会派から2、3名出席、そして無所属の私です。
障害者自立支援法の制定以来、障害者当人に対して、応益負担として利用料の一割負担がかされるようになり、施設も利用者の頻度を日単位で計算しなければならず、しかし、職員は確保しておかなければならない、この矛盾から、経営的に困難を抱えるようになっているのです。
さらに、八王子の場合、八王子小児病院の移転問題があり、この病院の隣で、重度重複障害の子どもたちのデイサービスを行っている「コアラクラブ」の方からの訴えがありました。病院がなくなったら、この子たちはどうすればいいの?
日常的に観てくれる神経系の医者がいないと、生活が成り立たない。
たとえば、
いくつもつながっている管のひとつが抜けてしまった。さあ、大変。
小児総合病院がある府中に行きなさい。車なら30分ですよ。
でも、これって、そう簡単なことではない。
行きはよいよい、だが、帰りはどうする?
母親よりも大きな体の子どもを、どうやって電車に乗せて帰ってこれるというのか。
東京都の人も八王子の担当者も、こういった生活局面をどれだけわかっているのかしら。

議会での答弁では、東京都の責任において、ひとりひとりの個別対応を検討することになっている、というけれど、それって、無責任ではないかしら。

話を聞いてみなければわからない。
課題の解決には、現場の声を話し合い。
だから、陣内の政治信条は ① 当事者に寄り添う

これは、水俣病患者が、「金は要らない。元の体を返してくれ」とチッソに叫んだその重さを、当事者でないものたちがどう受け止めるかということについて、
石牟礼道子さんが、「助っ人」になる。といった言葉が原点です。
八王子の小児・産科医療現場視察
  少子・高齢化特別委員会の視察で、中核病院の八王子医療センターならびに東海大学八王子病院を施設にいってきました。
小児科医、産婦人科医の偏在と、なり手がいないという危機的状況は、八王子も同様です。
今年から八王子医療センターが分娩制限をし、また、東海大学病院の産婦人科が閉鎖の危機にみまわれたのも、この産科医不足、小児科医不足が原因です。
現場の先生方は、48時間労働もこなしているという現状で、医療ミスが起きても不思議ではない過酷な労働環境です。
中堅の医師が病院の激務に耐えがたく、開業という形での退職が続くとのことです。
小児科医の自殺が労災と認定されたのも、ついこのあいだのことでした。
先端技術の導入でどんどん専門化していく病院と、それを使いこなす人材不足は深刻です。
命を守る、そして健全に育むために、行政としてでいることは何か、真剣に取り組まなければならない課題です。国の責任だからと、待っているだけでは手遅れになってしまうかもしれません。

 
 
決算から見える、八王子の介護保険の現状
  介護なんでも文化祭の一環として、介護保険ホットライン報告シンポが開かれました。
私は、自治体の実情を話すということで、パネラーとして参加。NPO法人の介護事業所の「もう、やってられない」といった悲鳴、そして、シルバー新報の編集長から「2005年度の改正がおかしい。利用者に納得のいく説明ができない。自治体が介護保険料を自分のお金と思っている」との話し、また、衆議院議員で厚生労働委員の郡 和子さんからは、「介護労働者が集まらない。賃金が安く、労働がきつい」といったような現状も報告されました。   私は、決算もすんでいたので、2006年度の決算資料から、どれだけ、サービスが使えなくなっているのか、と数字で示しました。
  同居家族がいる家庭でのホームヘルプサービスの制限、電動ベッドが使えなくなる、配食サービス減、訪問介護サービスの利用減、老健法によるリハビリ教室の縮少、地域包括支援センターの加重負担などなどです。
  では、どうしたらいい? まさに、これが悩ましい問題です。

・ 多くの人が介護保険制度の実態を知り、その理不尽さに声を出し、議会や行政、マスコミ等に訴える。介護福祉情報はこちら。(市民福祉情報オフィス・ハスカップ
・ 闘うケアマネージャーが必要。あるいは、自分でケアプランを立てて、行政と渡り合おう。(全国マイケアプランネットワーク)

*なお、当日の陣内のレジュメの必要な方はご連絡下さい。コピーしてお送りいたします。

八王子手をつなぐ女性の会として、予算要望提出
  10月23日、市長部局の担当者と面談して、2008年度予算に対する要望書を手渡しました。
   その場で議論されたのは、待機児童数が都内で2番目〔全国で10番目〕に多い。また、保育所希望者も対象児童数の32%となっている。多摩地区で9番目に高く、待機児童対策は喫緊の課題。認証保育園や保育ママさんなど、多様な預かり環境は増えているが、金額的に高い。この不公平さを何とかできないか。
  瑞穂町では、認証保育園と公立保育園との差を、行政が負担しているとのこと。どこに預けても、ある程度、同じような金額で保育できることがベストです。
  また、DV相談が増えていて、その対策はかなり、すすんできているといえるのですが、問題もでてきているところです。児童手当の支給が大体、保護者〔多くは世帯主〕の口座に入金されてしまうため、子どもとともに家をでているDV被害者が入手することが困難な事例が見られる。子どもを養育しているもののところにキチンと支払われるような対応が求められています。今後の課題ですね。

輝け文化 この街に―八王子市民文化祭―
10月14日から11月23日まで、市内6ヵ所の会場で開催されています。
行ってきました。
10月21日 市民劇団「みかん箱の柩」

この劇は、手記『黒い空-私の八王子空襲前後』 を基にして、書き上げられた脚本を、市民劇団が 演じたものです。
『黒い空』との出会いは、この本の著者が友人の 友人のお母様であったということで、2年前の出 版時にいただき、読ませていただいたものです。 ホームページの「泰子のひとり言」の最初の記事 がこの本の感想です。とても説得力のあるご本だ ったことを思いだします。
そして、こうして、劇となったものを見ると、いかに 戦争が普通の生活を壊し、戦闘要員でない、普通の市 民や子どもの命を奪っていくものか、ということが、 いやというほど、伝わってきます。
今のイラクでも同様です。
満員の市民会館の客席へ、戦争の愚かさが届きました。
(記事をクリックすると拡大してご覧いただけます)


10月29日 絵手紙展「夢のつづきはこれから 6」

たくさんの知り合いの作品が展示されています。 絵手紙っていいですね。うまくても、それほど上 手でなくても味わいがあります。
先生方が精密画に挑戦です。

11月10日 八王子洋舞連盟合同発表会
子どもたちがバレーをすこし習っていたので、踊りには興味ありです。
可愛いちびちゃんから、大人までの、韓国舞踏をはじめとしたさまざまな踊りを堪能しました。

私がお邪魔したのは、全体から見ればほんのわずか。絵画、写真、創作、お花、音楽など、それはそれは、多くの催しが目白押しです。どれもすばらしいものばかり。八王子市民の文化の高さが感じられます。
市民体育祭に文化祭。まさに文武両道です。
昨年暮れ、大成功であった、がスパール・カサド国際チェロ・コンクールin 八王子の活動も、広がってきています。
「つくる つくろう通信」最新号ができました。
議会が終わるたびごとに発行し続け、30号となりました。
今回の特集は、「医療制度改革について」と最近お産事情です。
郵送、ポスティングでお届けしていますが、お手元に届かない場合はご一報下さい。
まだまだ字が小さい!との批判がある中、どうしても書きたいことが多すぎてすいません。がんばって読んでください。
たくさんのご意見、お待ちしています。
前回は、「介護支援ボランティア制度」についてのご意見をいただきました。
第12回居場所カレッジ 大盛況!
10月5日、みんなの居場所にて、「ダンボールで生ごみ堆肥をつくろう」をやりました。 多くの方に参加いただき、ワイワイと、にぎやかに生ごみの堆肥化のデモンストレーションを行いました。
講師は、相模原市議の東條みえこさん。
彼女はこの道の達人です。

■つくり方: 腐葉土:ぬか=5:3■
これを、ダンボールのなかにいれた、100円ショップでかった毛布洗濯ネットに入れ、生ごみを入れて、かき回すだけ。あとは、土壌菌が生ごみを食べてくれるのを待つのみ。卵の殻はなかなかとけないけれど、特に入れる生ごみはなんでもOK。コーヒーのカスや茶殻も大丈夫。ただ、調理済みの食べ残しものは、たくさん入れると、塩分過多になってしまうかな。残り物をつくらない、の精神でレッツ・トライ。

「ビデオが紡ぐ女たち」第5号 できました
  毎年、女性監督作品を仲間たちと合評し、簡単な解説文をつけ、おもしろ度、フェミ度で評価した、ビデオ案内ブックをつくって、5冊目になりました。秋の夜長のビデオ鑑賞のお供に1冊、いかがですか。定価300円。3冊以上送料無料。
2006年の一押し映画は、「かもめ食堂」かな。
居場所カレッジ第11回 市民発地球温暖化を考える(8月29日)
講師に大河原敏男さんをお迎えして、地球温暖化を考えるカレッジを開きました。
今年は異常気象ということもあって、関心のたかさを反映して、多くの参加がありました。
レイチェル・カーソンの『沈黙の春』からすでに50年。地球はその自分の力で分解できないものをいっぱい地表にもそして、体内にもため込んだ結果としての今日です。
すぐに何とかなるものではないのですが、身の丈にあった生活に少しずつ変えて生きましょう。


来月は「簡単にできる堆肥化講座」です。



(画像をクリックすると拡大してご覧いただけます)
厚生水道委員会の視察で、食肉衛生検査所にいってきました。
北野町にある食肉衛生検査所では、牛・豚の解体とBSEなどの検査を地道にやっています。私たちの毎日の食卓にとって欠かせない食の安全をここできっちりと監視しているのです。狭い検査所のなかで、地道にシャーレを見ながら、検査に従事している職員の方々の仕事振りに頭が下がるおもいです。
こうやって多くの人に支えられて、食の安全が守られていることに改めて感謝します。
以前、絵本作家の田島征三さんが、食べるということ、生きるということ、それは常に他の命をいただくのだということを絵本で書いてあったのを思い出しました。
きれい事だけではすまない命の連鎖です。


お隣の北野清掃工場もいっしょに見学です。
以前、議員になりたてのころ、清掃車の追っかけをして、ごみの収集作業の大変さをつぶさに体験したことを思い出しました。
清掃車が到着すると、そこからおびただしいごみがストックヤードへ流し込まれます。
それをUFOキャッチャーのようなクレーンで、攪拌し、焼却炉へと流し込みます。
これをみると、少しでもごみをすくなく、とおもうばかりです。
夏の勉強、何を獲得したか。
8月20日過ぎから、地方議員交流会自治体議会学会研修、そして、議会改革フォーラムと研修会に参加してきました。
研修の目的は、情報交換とともに、今の課題をどう広い視点で考えるか、そういったことを考え、勉強するためです。
なんといっても医療改革と介護保険の現状。この課題は、各自治体の大きな課題であるとともに、まさに、この国の方向をこれでいいのか、と問うものでもあります。
参議院の自民党惨敗という結果は、改革の方向が間違っていたことを示しています。
どう、自治体から 「おかしいよ」との声を上げていくか、これが今後の課題です。
厚生水道委員会の視察 (7月31日―8月2日)
7月31日から8月2日まで、松山、そして岡山の市役所の視察にいってきました。

松山市では、えひめAI-1(環境浄化微生物)という液肥で、水の浄化を行っているとのこと。
中島町という島での水の浄化への努力です。

翻って八王子の場合。
公共下水道の完備と合併浄化槽の整備によって、今年度に下水整備100%を完了することとなっています。
広い八王子で、市街化調整区域を中心に合併浄化槽の併用はよりベターな方針転換だったとおもいます。

問題は、合併浄化槽であっても、自宅への引き込みには、一番小さい5人槽であっても、60万円程度はかかるとのこと。高齢世帯、または、もう自分のあとには誰もすむ予定がないという家庭の場合の普及のあり方です。

自己努力を待つだけではなく、こういった水の浄化剤の併用も考えられるのではないでしょうか。
ぜひ、下水道課と関せ部との連携で、更なる環境浄化を進めて生きたいものです。

岡山市がまたすごかった。
なんと市長の公約であった、待機児童ゼロをこの2年ほど、続けているとのこと。
そのためには、2002年に695人の定員増、2003年に600人の定員増を、新規開園、増改築で生み出しているのです。
この費用をどう判断するか、ですが、
中学校給食も実施されている岡山市です。
まさに、市長の姿勢でこうも仕組みが大きくかわるのかと、びっくりです。
課題は保留児童が約600人近くいることとのこと。希望の保育園に入れない児童数です。
八王子の場合は、待機児は年度当初で大体400人くらいの子どもたちが入れないでいる状況でしょうか。いくら、恩方地域の保育園が空いているからといって、北野周辺の子どもを預けられるわけではないのです。この待機児童とは、希望のいくつかの園にさえ、入れない子どもの数です。岡山市の保留児の算出方法をもう少し詳しくきかなければなりませんが、保育は行政の仕事であることを再認識する必要があります。 休日診療所を見学に行ったあと、市電で街を歩きました。

次世代型路面電車
松山でも路面電車は走っていましたが、ここ岡山でも路面電車が走っています。
市営ではなく、民間企業の運営です。
さらいすごいのは、LRTというバリアフリーの次世代型MOMOが運行されているんです。富山市で運行されていて、これからの市街地の足となるものといえます。

ぜひ八王子でも。
整備費は地下鉄の10分の1以下とのこと。八王子でも議論にはなっているのですが、なかなか現実的な話になっていません。バスの渋滞解消の切り札だとおもうのですが・・・

そういえば、甲府経由のリニア大阪新幹線の整備計画を八王子基点で、というお話をある方から伺いました。うーん。

スローライフと環境との共生をめざす私としては、まず、このLRTの現実性をすこし探ってみたいです。

行施視察の今後の課題
・ グリーン車使用に関しては、4年間、議長と議会運営委員会の議会改革の中で、提案したのですが、議論の俎上にものりませんでした。
・ 旅費規程を変えなければならないということですが、議員の同意があれば、規定を変えずに、使わないという決定はできるのですが・・・
・ 今期は議会運営委員会の委員としての資格がないということで、オブザーバー。   どうしていくか、です。
・ 視察の公開報告会も提案したのですが、各議員がそれぞれやればいいということで、これもいまのところ、実現のめどが立っていません。羽村市では実施しています。
・ 公費を使っての視察なので、市民向けの報告会は必要とおもうのですが、どうお考えですか。他の委員会の視察報告を聞きたいとおもうのは私だけでしょうか。
・ 費用は大体一人10万円程度(2泊3日)。現場を見る、という意味で視察の必要は感じていますが、インターネットの時代の今、視察のあり方も一工夫が必要かな、とおもいます。事務局や委員長。副委員長のご苦労も大変なものがあります。
参議院選挙結果(7月29日)の分析と女性議員の進出
陣内が応援し、当選した無所属の参議院議員 川田龍平の 選挙活動については、下記のホームページを参照ください。写真が載っています。
http://ryuheikawada.jp/

2007/07/30-09:26 参院党派別当選者数(合 計)
【時事通信社調べ】(選管確定)

党派名
自 民
民 主
公 明
共 産
社 民
国 民
日 本
諸 派
無所属
合 計
合 計
37
60
 9
 3
 2
  2
  1
  0
  7
121
女 性
(8)
(14)
(1)
(1)
  (0)
(1)
(0)
(0)
(1)
(26)
非改選
46
  49
  11
   4
   3
   2
   0
   1
   5
121
新勢力
83
  109
20
   7
   5
   4
   1
   1
  12
  242
改選前勢力
110
 81
 23
  9
  6
  4
  0
  1
  6
 240
(欠員  2)



撮影:木下 健さん
女性当選者、過去最多の26人で、「マドンナブーム」が起きた1989年の22人を上回ったとのこと。女性候補者91人に対する当選率は28.6%。
 政党別に見ると、民主が14人(同7人)、自民が8人(同3人)であり、女性が政治の場にきちんと登場してきていることを裏付けました。
改選議席 に占める割合は21.5%で初めて2割を突破、女性の国政進出を大きく印象付ける結果となっています。
選挙結果を見ると、女性候補が男性候補よりも有権者に受け入れられた様子がいくつかうかがえました。 典型的な例が東京選挙区(改選数5)。同選挙区には自民、民主両党がともに男女の候補を1人ずつ擁立しすが、両党とも女性候補が男性候補を上回る結果となりました。
 女性当選者の平均年齢は48.7歳で、男性当選者の52.0歳より3.3歳若いという点も、今後の議員の資質の一つかもしれません。
今回の女性議員の当選にあっては、民主党が多くの女性立候補者を出したことから、民主党をえらんだことで、たまたま女性議員だった、ということもありえます。
国会議員の場合、女性=生活者といったいままでの図式ではなく、どれだけ、視野を広く、国政にかかわることができるか、という点も大きく判断の材料となり、それにふさわしい女性立候補者が多かったのではないでしょうか。この傾向は地方議会へと波及すると思われます。
自民党政治に関しては、アメリカ一辺倒の新自由主義政策にNO!が突きつけられたわけですが、田中角栄式の温情型政治がなくなったわけでありません。
新しい政治のあり方を、どう民主党が示せるか、にかかっているわけで、ここは長い目で見ていきたいと思います。議論ができる議会、国会を作り出さなければなりません。
これは、地方政治も同様です。 
環境シンポジウム~プラスティックと化学物質について(7月28日)
このシンポジウムは、多摩市主催によるものですが、パネラーは行政が一方的に選んだ人たちではなく、はるひ野の環境を考える会の人たち、つまり多摩市の行政行動に疑問を投げかけている人たちからの人選も含めての開催ということで、参加してきました。

基調講演は 安井 至氏(国連大学副学長)
彼は、その後のパネルディスカッションのコーディネータもかねています。
パネリストは 影本 浩氏(東京大学大学院教授)
服部美佐子氏(環境ジャーナリスト)
細見正明氏(東京農工大学教授)
柳沢幸雄氏(東京大学大学院教授)

私自身は、リスクコミュニケーションが成り立ち、それに基づき、環境配慮をしていく第3の道が開けると考えていたのですが、これがなかなかの曲者であることがわかりました。とくに、コーディネーターをつとめた安井氏によれば、事故が起きて、問題が起きてはじめて、その物質が危険であるということがわかるというスタンスであったことから、この立場では、二度と、水銀汚染やカドミュウム汚染を繰り返すな、という教訓を生かすことはできないと感じました。その彼が言うリスクとは、なんなのでしょうか。 国の発展のためなら、漁業をつぶす、農業をつぶす、ほんの一握りの被害は、おおきな貢献の前にひれ伏せばいい、といった強者の理論です。
リスクコミュニケーションが、こういった思想を前提としているのであるなら、ごめんです。
影本先生は、「そんなに急ぐ必要がるのか。納得のいくシステムの構築を」と訴えました。
今回のシンポジウムにおいて、リスクコミュニケーションといっても、何をリスクとかんがえるかといった、共通認識が形成されていなければ始まらないことで、今後の課題といえます。
プラスティックをつぶしたり、圧縮したりすることで、化学物質がでている と警告します。
ここまでは、誰もが認めることです。
そして、プラスティックは処理困難物であることから、次に出てくるやるべきことは、 どうやって、プラスティックを少なくするか、
安全なプラスティックの回収はどうあるべきか。
このように整理されるのではないでしょうか。

この認識にもとづく、生産から廃棄までのシステムとはいかにあればいいのか、 この議論が必要です。
東京23区とことん討論会(8月24,25日)で、このあたりの議論がすこし深まればと思います。
介護保険ホットラインに参加しました
主催:介護保険ホットライン企画委員会

昨年に引き続き、2回目のホットラインです。
改正、そして修正とめまぐるしく変わる介護保険制度に、利用者は振り回されています。 とくに、同居者のいる家庭へのホームヘルパー派遣の打ち切りは大きな困難となっています。同居者は仕事で帰りが遅い。有償サービスを使うように、ということでは、なんのための介護保険でしょうか。
戦うケアマネでない場合、自分でケアプランをたてましょう。

   全国マイケアプラン・ネットワーク全国マイケアプラン・ネットワーク     Fax:042-45-5950

また、地域支援事業の実施により、介護予防が65歳以上に限定されたことで、 リハビリのできなくなる人が出てきています。
これだって、介護状態にならないようにするためには、継続的なリハビリが必要であるにもかかわらず、日数の打ち切りが医療改革で示されています。
いったいどうなっているのか。
電話をかけてくる人だけでなく、わからない!!と、多くの人が制度の利用に困惑しています。こんなに複雑で、ころころ変わるには、利用しにくくするため? などと思ってしまいます。
全国フェミニスト議員連盟夏合宿 IN 秋田
鷹巣ケアタウンの視察より
ケアタウン鷹巣は、申し分ない施設として運営されていました。
そこが自分たちの住まいであるというように、通りに名前がつき、施設内住所もあります。 お掃除しやすいように、イスのつくりを考え、また、いたるところに休む場所があります。 天井がガラス張りの休憩コーナーは、さんさんと太陽の光がはいり、まどろみたくなるほどの心地よさでした。
こういったものを作ることができるのだ、という感激でいっぱいでした。
問題はこれからです。
どう、運営していくのか。町長が変わり、合併の嵐の中で、この施設が、思想を持って運営されることを心から応援します。




サポートハウスより
さまざまな福祉用具がたくさん置かれていました。まさに、福祉機器の見本市のような具合です。ここで、実際に車椅子を使ってみたり、リクライニングシートに座って、座り心地を確かめる。必要なニーズを図る仕組みがここにあります。
木製でできた車椅子が、とても素敵でした。

たかのすケアハウスパンフレットより

(画像をクリックすると拡大してご覧いただけます)

講演会より
合宿は2日間おこなわれました。
「安心して暮らし続けるために何が必要か」、そして「男女平等をすすめていくために」私たちが代って立つ共通認識を確認しました。
一人一人が大切にされること、このことをしっかりと受け止めようではありませんか。



秋田さきがけ新報掲載記事  (画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。)

圏央道行政訴訟控訴審証人尋問傍聴記
高尾山が泣いている
3日、東京高等裁判所で行われた、圏央道裁判の証人尋問ー八王子城跡トンネルの滝涸れについてーの傍聴に行ってきました。
ほぼ傍聴席が満席となる状況で、京都大学名誉教授の奥西先生の証人尋問が始まりました。
西から東へと地下水脈がある地形に対して、南北を彫る無謀さが指摘されました。
まさに、滝涸れは起こるべくして起こったと現象といえます。
にもかかわらず、国土交通省は認めようとしない。
さらに高尾山のトンネル工事にも着手していることを考えると、 その犯罪性は高いといえます。
被告(国交省)の反対尋問で、覆工作業の完成と、水位の半分ほどの上昇の関係を問われ、
「トンネル工事の影響で水位が低下したと同程度の信頼性で、覆工の完成で水位の上昇が見られる」と言った内容を証言。それに対して、被告弁護士は反論できず。 なぜなら、水位の上昇をなんとしても認めさせたい国交省にとって、それを認めることは、工事が原因であることを必然的に認めることになるからです。
いずれにしろ、工事が原因で滝涸れが起こっていることを認めなければならない状況に追い詰められたわけです。
ということは、高尾山が危ない!!!
みんなちがってみんないい  最終年です。(5月27日)
あのかお、このかお、お知り合いにたくさん出会いました。
浅川河川敷での国際交流イベントです。肩肘張らず、ざっくばらんな集いが人気のイベントも今年が最後とか。ちょっとさびしい。15回も続いてきた、みんなちがってみんないい、ですが、何とか、続けてほしい、と思うのは、わたし一人ではありません。
磯沼牧場のソフトクリームをたべ、くじ引きではお香をあてました。
私の前の方が、1等を当てました。
南アフリカの太鼓でした。昨年は帽子をゲットしました。
ふらふらしているだけでも、居心地のいい時間でした。


憲法ミュージカル  「キジムナー」(5月27日))
 チケットがSold out となった、市民100人による手作りミュージカルです。
市民会館には大勢の人が詰め掛けました。
みんなうまい!
いたいた、友人を見つけました。
友人の娘もいっしょに出演で、こちらを探し当てるのはちょっと自信がない。
100人の応募者全員による、特訓の成果がでていました。
歌もうまかったよ。
明るい舞台で、みな、のびのびと動き、歌い、そして、踊っていました。
やっている本人が一番楽しかったのではないでしょうか。
残念なことがひとつ。メッセージがじゅうぶんに伝わってこなかった。何を訴えたかったのだろうか。沖縄戦の悲惨さか。
でも、市民の力を感じた2時間でした。
「憲法9条を語ろう  IN  八王子」に参加しました。(5月19日)
 毎年、行っている、八王子での超党派憲法集会です。
若い人がガンばっている、八王子平和市民連絡会主催です。
段取りもきびきびしていて、パソコンからの映像もありです。多くの方の参加があり、まずまずの成功です。
前波多野市長が基調講演をしました。ご自身の戦争体験から、貴重なご意見を聞くことができました。
そういう考えの人なのだ、と改めて思いました。
黒須市長の前任者、そして、たくさん箱物をつくって、借金が膨れ上がった時期の市長という認識しかありませんでした。
国立市で、三多摩議員ネットの関口市長が誕生したことを考えると、これからは、首長は平和に対するビジョンをきちんと示せる必要があります。
八王子、そして三多摩は、五日市憲法作成の歴史や民権運動の歴史がある土地柄です。
まさに、阿部昭三さんや椚先生、清水工房などの活動が脈々と続いているところなんだと、感慨を新たにしました。
学生天国3回目(5月12日)、ますます元気!
 学生天国に参加してきました。ユーロードには、学生たちのブースがいっぱいです。また、角々で演奏会も開かれています。
3回目にして、パワーがあふれていました。
また、いちょうホール前に、時間限定とはいえ、フェアトレードの学生天国主催カフェがオープン。有機栽培コーヒーが飲めます。
みんな、とてもかっこよかったよ。
さて、大盛況イベントとして学生プロレスをみてきました。
子どもの高校の学園祭で、学生プロレスをみて、ほんとおもしろかった。
それとおなじくらい、愛嬌ありのリングでした。
企画をして、やり遂げること、その達成感は何物にも変えがたいでしょう。


選挙1週間    かく戦えり    第2弾 (2007年版)
第1日目 朝、7時30分に家を出発。立候補届けを出しに行く。
立候補者は49名。ずらりと並んだ看板は壮観です。
ただ、広い八王子。ポスター掲示場所はなんと614ヵ所で、大勢のポスター貼り隊が、出発です。33番。一番下ですが、ほぼ真ん中で目立つ位置でした。
立候補届けを出してきた選挙カーが戻ってくるのを、いまか、いまかと待っていました。
さあ、これからの1週間、がんばるぞー。

第2日目 南大沢駅での街頭演説を8時から行うため集合。しかし、もうすでに他の立候補者が3名も駅周辺で朝の挨拶をしています。話し合いで、8時30分からマイクが持てるように交渉成立。他の候補者のように、多くの運動員はいませんが、若さとアイディア、やる気でがんばりました。
川田龍平さん、三多摩議員ネットの仲間が応援に駆けつけてくれました。

第3日目 事務所も選挙事務所っぽくなってきました。励ましに来てくれた知人が、あまりにもひっそりとしていて、「これが選挙事務所か!」と驚いたほどです。でも、夕方になれば、食事もあり、多くの仲間が「おかえりなさい」とねぎらってくれました。

地元の生協前やお店の前でも演説です。手を振ってくれる人がうれしい。
第4日目 はるばる松戸市から応援に駆けつけてくれた中田京さんと、政治談議です。
中田「ねえねえ、議員特権のキャンペーンをやっていたということですが、
      八王子の議員特権ってなんですか?」
陣内「政務調査費の領収書添付がやっと義務付けられたこと、そして、視察
      に行くとき、グリーン車で行くんです」
中田「えっ、ほんと? まだ、八王子の議会ってそんなに古いんだ。早くなくしてね」
陣内「はい、がんばります」

??????      * 中田さんと話していると、いっぱいいろんな話しができました。
          ひとりでも、こんな具合にリラックスして話ができるといいな。
第5日目 はじめて、街頭演説に手話通訳の人をお願いしました。JR八王子駅南口での街頭演説です。都議の福士敬子さんが応援に来てくれました。
あいにくの雨で、手話通訳の方も大変でしたが、やってよかった。
事前の準備をもっと早くやって、PRできると良かったと、反省です。
南口から北口まで、通路を歩いて移動です。


第6日目 南大沢の日中は、子どもや学生、そして買い物のひとなど、年齢もさまざまな方々でにぎわっています。南大沢での廃プラスティック問題を話しながら、「市民が主役」とは、どういうことか、議会改革をすすめると、どうなるか、など、具体的に訴えました。自転車に乗った方が、真剣に聞いてくださいました。外国人の方も聞いてくださいました。
「よかった」「感動した」といっていただいたことが、大きな財産です。


女性から「マニュフェストは?」と、声をかけていただいたのですが、
公選法で、文書の配布は禁止。『ホームページを見てください」と答えました。
ぜひ、市議選レベルでも、政策文書の配布が解禁になるよう、働きかけていきます。
なお、公選法は、たすき、選挙カー以外での名前表示を禁止しているのですが、
これでは誰がしゃべっているのか、わかりませんね。
第7日目 いよいよ最終日。いままでのうす寒い天気と打って変わって、晴れやかな日です。地元住宅地の遊歩道を、多くの仲間たちをマイクを持ちながら歩きました。
この間、選挙カーはお休みです。トトロの森から、ネコバスも応援に駆けつけてくれ、森の保存を訴えました。フィナーレは生協前。暗くなりつつある中、何人もの仲間たちが訴え、大きな共感の輪が広がりました。やってこれてよかった。悔いなしです。


* 2003年の選挙報告は、『かく戦えり』(新水社刊)に掲載になっています。あわせて、ご覧ください。抜粋は事務所にあります。
2期目へと始動!! 4312票 25番目でした。
  2期目はきびしいといわれる中、元気に1週間を乗り切り、2期目当選を果たすことができました。これからの4年間が正念場ともいえます。多くの方々の声を力に、身を引き締めて、新たなスタートです。
行く先々で、多くのかたが手を振ってくださったり、お声をかけてくださったり。
本当にうれしい限りです。通信を出し続けてきてよかった。駅などでの議会報告の訴え、続けてきてよかった。そんな毎日でした。
手作り選挙にこだわり、一人一人の思いが届く顔の見える選挙であり、まさにこれまでの4年間、そしてこれからの私の4年間を凝縮したような1週間でした。
あとは、やっていくのみ。しっかり聞いてくださった方々の期待を裏切らないよう、身を引き締めてがんばっていきます。
『市民が主役』の政治。言うは易し、行うは難しですが、通信を出しながら、必要な情報が届いていくことによって起こる変化のダイナミックさを、この4年間で実感してきたので、大丈夫。ご一緒に政治をもっと身近なものにしていきましょう。

4月15日からははじまった八王子市議会議員選挙は、前半は寒い雨のなか、そして、最後の21日は日差しが強い中という、厳しい気候条件の中でした。
毎日、選挙カーに乗り、車の止められるところで、街頭演説を行うというスタイルは1回目の選挙を踏襲しています。もちろん、最終日は地元の遊歩道を仲間たちとともにマイクをもっての練り歩きです。
東京都知事選を振り返って
  東京都知事に石原氏が3選をはたしました。「東京を変える」「都の方向性のチェンジを」と願っていた私としては、残念な結果でした。投票率は54.32%、そしてさらに得票率は50%ということは、都民の25%、つまり4人にひとりに信任を得たということになるのでしょう。
争点はなんだったのか? 東京オリンピック招致の賛否については、大きな争点でした。そして、選挙の結果として、反オリンピックを掲げている候補者の得票率を足すと、石原氏と同じになることから、ここは、当選したとはいえ、じゅうぶん検討しなければならないこととおもいます。
石原氏の「ババア発言」や「人権無視発言」など、人物としての評価も必要ですが、やはり東京のトップを決める選挙であるからには、きっちりとした政策論議が必要だったのではないでしょうか。そのいみで、「情報公開」といたマニュフェストが市民権を得るまでにいたっていなかったという反省はあります。
そして、演説の大事さを実感しました。
八王子障害者団体連絡協議会  からのアンケートに答えました
<質問1>
1. 八王子市の障害者福祉のあり方についての基本理念
    障がい者福祉のあり方の基本理念は、当事者性をどれだけ尊重できるかということだと考えています。八王子の場合、特に障がい者団体が多く、かつ、そのネットワークができていることを考えると、こういった団体との連携は欠かせません。

2. 障害者自立支援法の評価
    評価できない→理由:ホームヘルプなどのサービスの利用にあたって、利用することによって利益を得るとされることから、1割負担が導入され、応能負担から応益負担になったことは最大の問題と考えます。障がい者の場合、ホームヘルプや外出支援など、さまざまなサポートを得ることは、生きていくために必要なことであり、人権の問題であるから、応益負担はなじみません。作業所などで働く場があっても、働いて得たわずかな賃金から利用用金を差し引くと、マイナスになるケースも多く出てきており、なぜ、働くためにお金を払わなければならないのか、という素朴な疑問に答えられないものとなっています。また、介護保険との統合をめざしての整備であることも問題です。

3. 障害者計画のなかの優先課題として
① 障がい者就労支援センターの拡充
    八王子には親の会等が運営する作業所等が大変多い。そこでの就労は福祉的就労であり、賃金にして2万円から3万円程度が平均のようです。これでは、じゅうぶんな自立生活が送ることができないので、一般就労の促進を図る必要があるからです。障がいによって、さまざまですが、場合によっては、一般就労につくほうが、賃金面だけでなく、生活的にも改善されるケースもあるという調査もあります。
ジョブコーチを増やし、企業の理解を十分図れるようにする必要があります。
また、就労スキルをアップさせるセンターも必要です。

② グループホーム・ケアホームの拡充
    いつまでも親にばかり頼っていては自立できないことはじゅうぶんわかっているのですが、親元から離れて生活する場が不足していることから、なかなか自立するきっかけがつかめないでいるケースもあるかとおもわれます。
仲間たちに支えられての自立生活、また、何人かのなかまとともに一緒に生活するグループホームの拡充は、これからの地域自立生活には欠かせないものと考えます。 家賃補助、人件費補助といった、財政的支援がまず第1と考えます。

③ 通常学級における支援と障がい理解の推進
    特別支援教育が始まるわけですが、障がいがあってもなくても、ともに地域の学校で育ちあう環境をどうつくっていくかが今後の課題です。
そのためには、教員の理解、保護所の理解が求められると同時に、学級でじゅうぶん受け入れられるような人的サポートと、少人数学級の実施が求められます。

4. 障がい者の人権について
    障がいは誰にでもおこりうるし、また、治療をすれば治るという性質のものでもないと考えます。障がいも個性、という言い方がありますが、基本的にはこの考え方を持っています。しかし、現在健常者である私が、この言葉を使うことにはちょっと抵抗があります。障がいとどうつきあっていくのか、少しでも快適に生活するためには何が必要か、その必要を満たすこと、それを人権の保障と考えます。

<質問2> 省略
<質問3> 地域・地元での障害者施設の受け入れについて
    もちろん積極的に理解をしていただけるよう、働きかけます。いままでに施設設置についてではありませんが、心身学級設置要望の署名活動をしている保護者の方々と一緒に、教育長面談や行政担当者との話し合いの場を設定し、積極的に理解していただけるよう働きかけました。
八王子手をつなぐ女性の会 からのアンケートに答えました
1. 男女の地位は平等になっていると思いますか。
平等になっていない
理由:男女の賃金格差や、女性労働者に見られるM字型雇用など、女性が働き続ける上での困難があるから

2. 八王子市男女共同参画センターが果たしている役割についての評価は。
  男女平等のための拠点があることは大きなメリット。暴力やからだの問題など、女性をエンパワーする視点での相談機能が充実してきている

    今後センターに求められる役割は何でしょうか。
女性が子どもを育てながら働き続けるためのサポートセンターとしての機能

3. 別居中や離婚後の母子家庭の多くは経済的に厳しい状況にありますが、これに対してどのような政策を考えていますか。
生活保護の母子加算の引き下げなどに反対し、ひとり親家庭の就労支援を自治体で積極的にすすめる。安心してすむことができる場所の確保。

4. 2年後、東京地裁・家裁八王子支部が立川に移転することになっています。どう考えますか。
八王子支部存置に賛成
理由:多摩350万人あまりの人口に対して、1ヶ所の支部では足りない。立川へのアクセスが不便な人が多い。また、立川と違って街中にある裁判所として、利用者にとっての安心もある。

5. 議員として男女平等社会実現のために、どのようなことをしたいと考えていますか。
女性が子どもを育てながら働き続けられる社会をめざす(男性の育休推進、女性の管理職登用、賃金格差の是正、同一価値労働同一賃金の実現など)。また、子どもを持つことや、結婚していること、していないことなど、どのような生き方を選んでもそれがハンディとならない社会作りに貢献したい。
八王子に学校図書館を育てる会 からのアンケートに答えました
 ご自身の小・中学校の学校図書館はどんな状態だったかご記憶ですか?
    記憶している
  杉並区立小。読書の時間があり、図書室で本を読んだ
 八王子が「読書のまち八王子」を推進していることをご存知ですか?
   知っている
 市が推進する「読書のまち」は子どもたちにとって十分だとおもわれますか?
   おもわない
   理由:公共図書館が少なく、やっと北野図書室が分館化されたが、きちんとした図
      書館機能を有する図書館整備が欠かせない。地域文庫、子ども文庫の支援が
      学校図書館の活用が求められる。
 国が学校図書館の重要性を謳っていることをご存知ですか?
   知っている
 市内公立小・中学校の図書館に入ったことがありますか?
   ある
     感想:ひっそりとしていて、人の活気があまり感じられなかった。本が少なかった
 機会があれば、現状を見学したいとおもいますか?
   思う
 学校図書館に対するお考えを聞かせてください。
    文部省の予算の中で、教員のように配置計画が進められることがナショナル ミニマムとして必要なのかもしれないが、これからは地方自治の流れのなかで、どう地域の教育力を高めていくかが求められている。それに対して、一定程度の負担を国が担うようにすべきか。
道の駅 八王子滝山  オープン
  4月1日からオープンの、道の駅「八王子滝山」にいってきました。
春休み中ということもあって、大変な混雑でした。
「はちまきや」のおこわとのらぼうのおひたし、おいしかったです。 アイスクリームもおお売れでした。

1000円以上、買い物をすると、ひよどり山有料道路の往復通行権がもらえます。
そのために市が負担する金額は2000万。
市民の声:不ぞろいの野菜を扱って、格安値段での販売を。
生産超過になった野菜をつぶすなどという「もったいない」ことをせずに、
加工品として販売しては。
学校給食に八王子の野菜をもっと使ってほしい。
お値段はけして安くない。ここにくる楽しみは何か、もっと明確に。

こんな声を力に、始まったばかりとはいえ、どんどん改善すべきところは改善していき、使い勝手のいい施設にしたいものです。

指定管理者については、選考過程に問題あり(通信25号参照)。
市民でしっかりチェックしていきましょう。
いってきました。大集合!政(まつり)はみんなでやるものだ
  3月25日 武蔵野市民文化会館大ホールにて、浅野史郎氏を応援する勝手連による大集合企画にいってきました。歌ありバンド演奏あり、スピーチありの盛りだくさん集会でした。
   楽しかったのは46(シロー)人のスピーチ。一人1分スピーチでした。

メッセージより
選挙はだれのものでしょうか?
選挙って候補者にすべて託しおうえんすればいいものなのでしょうか?
候補者にすべてを任せることで私たちは自分たちの都政を自分たちでやっていくことを忘れちゃいませんか?
投票すること以外にわたしたちは都政に参加することができなのでしょうか。
楽しく、夢をふくらませながら、明日の東京をつむいでいきませんか?
川田龍平さんとのトーク・トーク
  北野市民センターで行いました。たくさんの方に来ていただき、ありがとうございました。一人一人がどう、自らの当事者性をみいだしていくか、ここが市民が主役のうねりをつくる鍵だと、おもいました。どこに共感するか、ひとそれぞれの体験や考えによってさまざまでしょうが、この共感の輪が社会を動かしていくのでしょう。
昔々、大学の卒論で書いた「アダムスミスの道徳情操論」-シンパシー論―を思い出しています。原点に立ち帰ったようです。


川田龍平氏: 31歳。血液製剤でHIV感染。「薬害エイズ訴訟」で実質勝訴。 薬害エイズ真相究明・責任追及の継続。現・松本大学講師。

参加者のまとめより
お話し: HIV感染で、自分の発した「どうせ何をやっても無駄さ」という言葉 にお母様が奮起し、多くの人とのつながりで社会を動かせた。それは体制や 差別・偏見との闘いから勝ち取ったもの。命・人権・環境・平和を世界規模で 考え、自分としてできることから行動する。
*所感: もの静かな語り口の中に強さと優しさと行動力を見た。おそらく大き なうねりを作り、世のヘンな流れを変えてゆける灯明のひとりと思う。

参加者のアンケートより
*川田さんの話は、気張らずいい感じ。これまで沢山の苦く重い体験が有ったでしょうに、淡々と語る雰囲気に共感がもてる。賛同者が多い中での盛り上がりなので「こんなにもひどくなってしまった社会」をお互い憂うばかりではとも考えてしまう。(60代、女性)
*HIVウィルスを始めとした医療知識や性教育について、小中学校できちんと教える必要 がある、というご意見がとても印象に残っています。一方、学級崩壊が指摘されるように、現教師の専門知識や授業を進める力で、果たしてそれができるのか、という疑問も残りました。教師の育成研修や、塾のような外部機関の活用等、具体的な実行施策についても、お考えをお聞かせ頂きたかったです。今回の講演会に出席したことが、こうした問題について考える、大変よいきっかけになりました。(30代、男性)
お父さんの帰りなさいパーティー(2月24日) 第6回、開かれました
  年々充実してくる、「お父さんの帰りなさいパーティー」です。今年は初めての試みとして、南大沢市民センターで行われました。たくさんの参加者で盛り上がりました。

私も団塊の世代の端くれ。市長いわく、団塊の世代は「声が大きい、議論好き、自己主張が強い」とのことでしたが、当てはまるかな。
そして「お帰りなさい」と、あえて言わなくても、日常的に地域に男性の姿が見られるような社会にしたいですね。
以前、夫が庭仕事を昼間していたら、「お休みですか」とご近所の方に言われたとか。いろんな働き方、生活者としての暮らし、そんなことを普通にしたいですね。
お父さんの象徴、ネクタイにご苦労様の思いを込めて、パッチワークをつくられた方の作品が展示されていました。それはそれは根気の要る仕事であったことが容易に想像される作品でした。ひとつひとつのネクタイに思い出が重なります。

東京都市議会議長会  研修会がありました。

  いつもこの研修と永年勤続表彰がセットで行われてきました。市民自治をめざす三多摩議員ネットが、永年議員表彰の廃止を申し入れて、3年になります。この間、3回申し入れをしてきたのですが、その甲斐あって、今年度で表彰は最後、来年からなくなります。よかった。

残るは全国議長会による表彰制度のみとなりました。19日、全国議長会に4たび目の廃止申し入れを行ってきました。いい加減、終わりにしたい。
研修会はどうなるのかな。わざわざ大勢で集まらなくても、各自治体での研修制度を充実させればいいのではないでしょうか。
変えナきゃ! 議会2007
(画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。)
 自治体議会改革フォーラムは、議会を 市民、議員、長等の自由な討論による「民主主義の広場」にするために、改革目標10の提案を行いました。
そして、まず、2007年の統一地方選挙で以下の3つを目標に改革に取り組みます。
陣内やすこも 推薦議員として、仲間とともに、開かれた議会を実現するためによりいっそう力を尽くします。

ステップ1
目標1 議員同士が責任を持って自由に討議する議会
    市民の多様な声を代表する議員が、自ら議案を提案し、自治体運営全般について 討議し、地域の意思        決定を行っていく場を作り出すこと。自由な討議形式等の導入。

目標2 市民も参加できる開かれた議会
    請願・陳情をした場合の説明にとどまらず、一般的な議案の審議でも、市民が直接自分の声で発言でき        る機会の保障。公聴会、参考人招致等の手法の積極的な活用。

目標3 積極的に情報を公開し、透明性のある議会
    本会議だけでなく委員会も公開を原則とし、議事録、議案関連資料等の公開、インターネットによる動画        記録等により、いつでも市民に説明責任が果たせる体制を整備。議会としての地域報告会等の開催。

なくそう!議員特権  ワースト賞決定!!!
1位 都議会
    理由:領収書添付なしの政務調査費月額60万円・
議員表彰としての大田道灌像、宝石付き記念章

2位 横浜市議会
    理由:観光旅行並みの海外視察
20年勤続者へのご褒美

3位 埼玉県議会
    理由:海外視察での買春報道、反省なし。


(画像をクリックすると拡大してご覧いただけます。)

  市民自治を目指す三多摩議員ネット(陣内やすこも会員)が、議長会に永年勤続表彰の廃止を申し入れて3年。昨年の関東議長会、そして今年の東京市議会議長会が表彰を廃止しました。議員同士が馴れ合いで続けていたばかばかしい表彰制度ががたがたと崩れはじめました。
政務調査費の領収書添付もしかり。マスコミに取り上げられるとまずいとばかりに、実態は制度を変え始めています。自浄能力はないのでしょうか。
八王子市議会においては、やっと今年から政務調査費の領収書添付が義務付けられます。 声を出してきたかいがあります。
しかし、議員年金をはじめとした、特権がまだまだあります。 議員とはなにも特別な名誉職ではありません。
政務調査費については、詳しくは 議員のサイフ をご覧ください。
特別支援教育報告会
  東京都のモデル事業を3年、実施してきて見えてきたことや今後の取り組みを含めての報告会です。7日夜は「夜回り先生」こと水谷修氏を迎えての講演会、そして8日午後からは各学校の取り組みや保護者の体験談、そして首都大学の浜谷先生の講評でした。
一言で言うと、「言うは易し、行うは難し」です。
きれいな文言を並べるのではなく、一つ一つの事例や保護者の話に耳を傾けられる、そんな行政、学校であることが第1です。
学校って、とっても変なところ。だって、電話をかけても、先生って名乗らないんですもの。社会性がないといわれてもしかたがない。
親の問い合わせは、まず電話ということも多い。ちょっとした気遣いを大事にしてほしい。「なんでも相談してください」、こんな一言がほっとするのです。
親は悩んでいる。そして子ども自身も悩んでいるのです。
そのことを学校側はもっと理解すべきです。
4月からの本格実施。予算的にも決してじゅうぶんではなく、前途多難です。
ボランティアに期待するのではなく、きちんと労働の対価を支払っていくことで、人材の育成にもなるというものです。
なんといっても、コーディネーターが教員の兼務。そもそもここからまちがっているのではないでしょうか。もちろん、できないことはないでしょう。しかしこれ以上の教師の負担を増やしても、子どもたちにいいことはありません。

柚木武蔵野幼稚園の「配慮の必要なお子さん」をお持ちの保護者の方々が、大学・大学生の協力を得て、デイキャンプを実施しました。一緒に参加させていただいたのですがとっても良かった。学生さんたちも一生懸命子どもにかかわっていたし、お父さんの参加もたくさんありました。まさに保護者はご自分のお子さんのプロ。自信をもって、子どもの気持ちに沿った対応が必要なんですね。座談会にもありましたが、子どもの気持ちに沿う、ということが本当に難しいとのご意見もありました。
「ともだちいなくてもいい」「一人でいられること、それはとってもつよいこと」など、ともだち神話にとらわれているものにとっては、「目からうろこ」の新発見でした。
自分も相手も大切にするコミュニケーションとは?
― デートDVについて考える ―

  DVの当事者でもあるレジリエンスの西山さつきさんをお招きして、講演会が開かれました。主催:八王子手をつなぐ女性の会。陣内も会員です。
具体的な会話の中で、相手の力を失わせるような会話とはどんな物言いか、検証しました。自分の発言を、「みんなもそういっている」などと、確かでない権威を持ってきて、押し通すこと。よく聞く話です。
わたしたちの日常は常に力の上下関係になりうるということです。
まだまだ多いDV被害者の声をひろっていかねなければなりません。
みどり三多摩オープンフォーラム
  国立市長上原ひろこさん、そして川田龍平さんのトークで、2月2日、みどり三多摩のオープンフォーラム第2回が開かれました。上原さん、そして川田さんの政治に対する想い、そして期待が語られました。特に今年は選挙の年。政治を市民のもの、そして生活者のものにしていきましょう。

女性は「産む機械」発言に抗議
  全国フェミニスト議員連盟として、柳沢大臣の辞任を求める要望書を送りました。 本当に国は「失言」ではすまされぬ問題です。

私たち全国フェミニスト議員連盟(1992年創立)は、女性の地位向上と男女平等を推進する議員を増やすことで、公平な社会をつくろうと活動を続けている民間団体です。
 去る1月27日松江市内で開かれた講演会で、少子化問題にふれた際、女性について「産む機械、装置の数は決まっているからあとは一人頭で頑張っ てもらうしかない」などと発言したことを知りました。「産めよ増やせよ国のため」の下、戦争に駆り立てて行った戦前の日本を思い出させるような発言に、私 たちは驚きあきれるとともに憤りを抑えきれません。
 国会で謝罪しましたが、女性蔑視発言をしたという事実は消えません。「反省しています」で済まされることではないのです。日本の将来を左右するきわめて重要な問題なのです。厚生労働省は、男女がともに子どもを安心して生み・育てることのできる生活環境づくりをすること、そして女性が働きやすい労働環境をつくること などを主要施策としていますが、ここ数年、女性たちの多くは、非正規雇用へと追いやられ、女性をとりまく経済環境は不安定に陥り、子どもをもっと産もうと いう選択をすることを阻んでいるのです。こうした深刻な現状を抜本的に解決すべき時に、あなたの発言は、産むか産まないか何人産むかいつ産むかは当事者で ある女性に選択権があるという「リプロダクティブ・ライツ(女性の性と生殖の自己決定権)」の精神を踏みにじるものであり、ことはさらに重大です。

出生率の上がってきている国は女性が仕事をしやすい男女平等の雇用政策をとっている国です。女性の人権を認め、女性の労働力を生かす国こそこれからの国際社会の平和と持続可能な環境に貢献する国になります。
最高責任者たる厚生労働大臣はあらゆる方策を考え実行してゆくべき責務を担っています。「女性は産む機械/装置…」などと公言した人物に、最もふさわしくないポストだと私たちは考えます。ただちに厚生労働大臣を辞任すべきです。
なぜ、自治基本条例が必要か?
「Peace no war 市民の会」主催の憲法学集会第13回「憲法の地方自治原則と自治基本条例」の勉強会に参加しました。講師は河上暁弘さん。
地方分権一括法により、地方分権の流れができました。
そのような中で、国の委任事務がなくなったわけで、自治体の裁量権が大きくなりました。だから50年の計、100年の計ともなるべき自治体の憲法ともいうべき自治基本条例が必要なのはいうまでもありません。
市民参加条例が3月議会にかかります。検討会のとき、ならびに議会等で自治基本条例の制定については?との質問があったとき、必要なら、ということでしたが、必要です。そして、行政として、市民からの高まりを待つだけでなく、自治基本条例を制定しようという動きを積極的につくっていくことが求められているのではないでしょうか。 仕掛けをする。それがいま、やるべきことです。
2007年新年会とはげます会  大盛況
ちょっと遅い新年会と八王子市議会議員2期目に挑戦する陣内やすこのはげます会を居場所で1月23日に行いました。
御料理は由木かたくりの会のレストランから届けていただきました。
手作りロールパンのサンド イッチ、オムライス、筑前煮、サラダ等々、テーブルにのらないくらいでした。
とってもおいしかったです。 大勢の方に集まっていただき、感謝です。
どうぞこれからもよろしくおねがいいたします。



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