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包括外部監査 質疑 |
【9番陣内泰子議員】無所属の陣内泰子です。今、前議員から業務委託の経済性、合理性の事前検
証についての御質問があり、そして種々お答えいただきましたので、私の質問とも重なる部分があり、
その中でお答えいただき、そして理解した部分については省かせていただきます。 そして1点のみ、事前検証について、今後、検証手法がない中でやっているということだけれども、 それについて必要性はない。でも、正規職員及び嘱託職員、臨時職員など幾つかのバリエーションを考 えながら進めているというお答えでしたけれども、それに当たって、民間委託を導入していく、また民 間委託をしていくに当たって、基本的な判断材料についての市の基本的なお考えを1点のみお聞かせい ただければと思います。 次に、個別事業についてお伺いいたします。 学童保育についてなんですけれども、これは公設民営化で一本化という方針のもとで進んできたわけ で、13年度、14年度においては11名の職員減となっております。そこで、具体的にこの委託、どういう 形、職員の減を行っていったのかということについて、具体的にお答えいただければと思います。 つまり、今まで学童保育の指導員であった市の職員、これが引き揚げになっていく。その場合に、こ の引き揚げた職員の人事異動についても、どのように配慮されたのでしょうか。その専門性に配慮した 有効な人材配置が図られているのか、お伺いしたいと思います。 また、民設の自主学童の場合、運営委員会等が指導員を雇っているというケースがあるわけですけれ ども、そういった人たちは民間委託された委託事業者が採用、決定した場合の今まで実際に担っていた 指導員さんたちの雇用の形態、それはどのような形になっていったのか。それについてお伺いしたいと 思います。 そして、そのような手法をとった根拠についてもあわせてお答えいただければと思います。 以上で1回目の質問を終わります。 【中村敬行政経営部長】民間委託導入に関する基本的な考え方でありますが、行政サービスの品質 保証、あるいはチェック体制ができているということを基本に、1つは、コストの縮減により効率性が 増す場合、市民サービスの質の向上に資する場合、地域コミュニティの活性化につながる場合、外部の 専門知識を活用することが有効な場合、委託を導入する、このようになっております。 【小林昭代こども家庭部長】学童保育事業の委託についてお答えします。 市の職員につきましては、事務引き継ぎや保育指導の必要から段階的に引き揚げることとしておりま す。また、人材活用の観点から、経験を生かせる職場への異動について配慮しております。 自主からの移行にっきましては、子どもたちの環境の変化をできるだけ少なくするという意味からも、 社会福祉協議会が選考試験を行った上で、職員採用を行っております。 【9番陣内泰子議員】ありがとうございました。今、学童保育の委託について具体的にお答えいた だきまして、この学童保育の委託、このような対人サービスの委託の紺こは、おのずと他の業務とは 違ってきた、単純にコストの削減といった側面だけではなくて、まさに今、行政経営部長からの御報告 もあったように、サービスの向上、維持、統碓などが考慮されなければならないのは、まさに当然だ と思います。そのような対応であることがわかりまして、安心いたしました。 さらに、今後、このような対人サービス、今、行政経営部長からも、単にコストだけではなく、サー ビスの向上や、外部の専門性の導入、それが委託の基準という御説明がありましたけれども、例えば保 育園の場合のように、対人サービス業務の民間委託を進めていく場合に改めてどのような配慮が必要 か、具体的にお答えいただければと思います。 同時に、今も品質の確保、事後の検証にっいても力を入れていくというお答えがありましたけれども、 その事後の検証について、特に対人サービスの業務を委託していった雛の事後の検証については、こ の監査の中にも幾つかの項目で分けて評価するようにということは指摘されておりますけれども、より きめ細やかな評価項目を立てて評価して、それを次の委託の是非について判紺料としていくというこ とを述べさせていただきたいと思います。 そして、最後になりますが、監査でも指摘されているように、定員管理のための業務量の算出として 今回の場合にはタイムレポートの導入などの提案がなされています。これをどのように受けとめていら つしやるのか。そして、事務事業を遂行するに必要な作業量を何時間で処理するかといった効率性に関 する基礎情報の蓄積というものについて、どのようにお考え、また行っていく考えがあるのか、それを お伺いして質問を終わりたいと思います。 【小林昭代こども家庭部長】保育園の委託に当たりましては、入園をされているお子さんや保護者 の不安を取り除くことが大切だと考えております。公立保育園の保組また民間保育園の保育士がと もに保育に当たる、重なる保育の期間を設定しまして、きめ細かな対応が必要だというふうに考えてお ます。 【中村敬行政経営部長】 タイムレポートの件でありますが、内容としては、仕事の流れを把握し、 れだけの仕事にどれだけの時間をかけているかという基礎的な情報を持っていないのが現実でありま す。定員管理をする上では、このような情報を一つの考えとして必要だろうと思っています。ただ、こ のタイムレポートを導入するに当たっては、相当手間暇がかかります。でありますけれど、現在、仕事 量に応じた人ということでの管理はしておりますけれど、今後、これらの分析手法については研究する 必要があろうかと、そのように思っております。 <ページトップへ> |